【結果報告】木の家設計グランプリ2020(プレゼントあり)

木の家設計グランプリ2020審査結果

9月26日、公開審査が行なわれました。
審査結果をお知らせします。

受賞者
金賞

『相間の坂』

松重美穂
[横浜国立大学大学院]
秋山曜 
[早稲田大学大学院]

銀賞

『雨を待ちながら』

石原可南子
[名古屋大学大学院]
児玉由衣

銅賞

『音と暮らす家』

北田航也
[芝浦工業大学大学院]
平山徹 
[芝浦工業大学大学院]
木津郁海
[芝浦工業大学大学院]

アンダー20賞

『人と太陽と月の家』

安井莉々香
[横浜日建工科専門学校]

審査員長特別賞

『私は、自然に/と暮らす』

大久保尚人
[芝浦工業大学大学院]

一般投票賞

『だんだんに住まう』

茅野紗由
[早稲田大学]
小林嵩史
[早稲田大学]
吉田悠哉
[早稲田大学]

優秀賞
優秀賞

『櫓ハウス-密集住宅地における共用スペースをもつ住居の提案-』

上島惇之介
[法政大学大学院]
高須拓  
[早稲田大学芸術学校]

優秀賞

『光彩の棲家』

熊野拓郎 
[名古屋大学大学院]
柴田桂吾 
[名古屋大学大学院]
佐々木主海
[名古屋大学大学院]

優秀賞

『雪をそそぎ、タネがめぐる家』

高橋真由 
[信州大学大学院]

優秀賞

『家麹』

井上了太 
[日本大学]
熊谷拓也 
[日本大学]
岩崎琢朗 
[日本大学]

優秀賞

『つめたさとあたたかさを棲み分ける家雪室と温泉を使った寒暖を身方にする住まい』

中村正基 
[日本大学]
山本壮一郎
[日本大学大学院]
中村美月 
[日本大学大学院]
山田遥南 
[日本大学]
石本かえで
[日本大学]
田畑輝  
[日本大学]

優秀賞

『弥次郎兵衛の家-自然の上に暮らし、大地と目線を合わせる暮らし-』

堀智哉
[京都工芸繊維大学大学院]

ビルダー賞
菅組賞

『笹舟が旅する家』

片山諒 
[九州大学大学院]
中平詩歩
[九州大学]

相羽建設賞

『移ろいの家』

中川香怜
[東京大学大学院]

青木建設賞

『地続きの家』

山岡里寧
[神戸芸術工科大学]

大野建設賞

『ユカシタこみち』

三好野乃子
[共立女子大学]
麻生莉紗子
[共立女子大学]
柴垣佑圭 
[共立女子大学]

土屋ホームトピア賞

『坂のとおる大屋根の家』

大澤一葉
[共立女子大学]

鳥生工務店賞

『コートハウスの非日常』

泉谷智文
[明治大学]
笠瀬未来
[明治大学]

はなおか賞

『大地に寄り添う家』

谷本優斗
[神奈川大学]
林眞太朗
[神奈川大学]
井口翔太
[神奈川大学]

ひだまりほーむ賞

『都市にゆとりを』

児玉祐樹
[名古屋大学]
内田正紀
[名古屋大学]

プレースホーム賞

『やまのはの家』

森下裕
[九州大学]

HORI建築賞

『やぐらを着る家』

河崎篤史
[東京大学大学院]
荒木俊輔
[九州大学大学院]
福田暁子
[東京大学大学院]

モリノイエ軽井沢賞

『無常を楽しむ家-回転壁で自然に対する身の置き方を更新し続ける暮らし-』

三浦悠介
[神奈川大学大学院]

山弘賞

『幸好家』

中川俊祐
[京都芸術大学]
平田与一
[京都芸術大学]
石那田幾子
[京都芸術大学]
久木田朋子
[京都芸術大学]

上位20選

『Familial Distance -家族的距離-』
竹村弘生[名古屋大学大学院]
植木柚花[名古屋大学大学院]

『土間を通る家』
高砂昂大[東京電機大学]
亀井礁 [東京電機大学]

『家屋の思考-土間キッチンがある住宅兼アトリエの提案』
武部大夢[宇都宮大学]

『気配を身方に。』
関健太 [芝浦工業大学大学院]
上野美紀[芝浦工業大学大学院]
近藤眞央[芝浦工業大学大学院]
荒川直輝[芝浦工業大学大学院]

『大根のヴァナキュラー』
中矢桂太[日本文理大学]
加藤勇磨[日本文理大学]
吉永篤史[日本文理大学]

『傾斜地と落葉樹がつくる住処』
山路大悟 [名古屋市立大学]

『地の家』
安福健史 [工学院大学大学院]
小金澤将達[工学院大学大学院]

『ヒトリカゾクの家』
尾崎彬也[立命館大学大学院]
荻智隆 [立命館大学大学院]

『笹舟が旅する家』
片山諒[九州大学大学院]
中平詩歩[九州大学]

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テーマ

「自然を身方にする家」

電車内の風景からは新聞雑誌を読んでいる紙媒体の人は消え、満員電車であっても小さなデジタルデバイスと向き合い、各自が自分の世界に浸っています。
リアルな世界にいても我々は目と耳で音楽、映像、ゲームとバーチャルな世界にはまっています。特に都市部の人間はある意味異様な世界に生きはじめています。
人は常に自分は仕事は家族は、、と現実のことを心配しながら、一方で、格段に便利な未来を指向します。
私達にとってリアルな生活の基盤となり、唯一自分が充電できるのは住まいかもしれません。
ライフスタイルも変わり、これからの住宅は一体どうなっていけば良いのでしょう。
皆さんはこのところの気候変動や感染パンディミック、予想される大地震など何が起きるか分からない激しい環境の変化の中、住宅はどうあってほしいと考えますか。

人類の祖先は古来、様々な自然の状況から身を守る洞穴的なシェルターから、家を造りはじめました。
一方でその自然の恵みから、空間、構造、設備、素材など性能を現在まで向上させて来ました。
今はAIスピーカー、ロボットを始め自動化された空調や照明など新たな要素が加わり、さらに技術は進んで行きます。
これから先、住宅はどのような方向に向えばよいでしょうか。

それが今回の課題です。実はタイトルの「自然を身方にする家」はすでにその回答のひとつとも言えます。
捉え方は先に進むデジタル化、AI化にこそ必要なのは人間の動き、スピード、素材、太陽や風や空気、眺め、生き物(ペット含む)そして四季などのアナログ的なものかもしれません。
この多様な世界であなたは何を大事にして住宅の身方にしますか。

何よりも我々の身体、生命そのものが自然の進化であることを考え、生活を守るためのシェルターから、あらゆる欲望を満たしてくれる家、我々を再生してくれる家、宇宙の中の一軒家、総じて自然を身方にする家。
想像を拡げて挑戦して下さい。

2020年審査員長 松岡拓公雄  

審査員

■審査委員長
松岡 拓公雄(建築家)

■審査員
竹原 義二(建築家)

横内 敏人(建築家)

伊礼 智(建築家)

堀部 安嗣(建築家)

荻野 寿也(造園家)

堀 啓二(建築家)

■金賞(1点)
賞金30万円

■銀賞(1点)
賞金10万円

■銅賞(1点)
賞金5万円

■アンダー20賞(1点)※4月1日時点で20才以下を対象に表彰
賞金10万円

■審査委員長特別賞(1点)
賞金3万円

■優秀賞(7点)
賞金1万円

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