
【結果報告】トウキョウ建築コレクション2025『全国修士設計展・全国修士論文展』|主催:トウキョウ建築コレクション2025実行委員会
トウキョウ建築コレクション2025 全国修士設計展及び論文展の
結果情報をお知らせいたします。
全国修士設計展受賞者
■【最優秀賞1点、審査員賞5点】
グランプリ | 08 『「地球」と「建築」』 飯尾 龍也(法政大学大学院) |
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千葉学 賞 | 04 『人工層序学』 房野 広太郎(明治大学 大学院) |
種田元晴 賞 | 07 『連想の家』 鈴木 皓士郎(東京藝術大学大学院) |
岩瀬諒子 賞 | 09 『練馬の集合住宅-木密地域における耐火建築新築計画-』 岩﨑 航(芝浦工業大学 大学院) |
木下洋介 賞 | 11 『震災以降の古材循環 能登半島地震後の氷見市における公費解体予定家屋の建材レスキュープロジェクトの実践』 田畑快人(東京都立大学 大学院) |
塩崎太伸 賞 | 10 『家の肖像』 藪内 雅也(東京藝術大学 大学院) |
■【ファイナリスト】
25S-084 『震災以降の古材循環 能登半島地震後の氷見市における公費解体予定家屋の建材レスキュープロジェクトの実践』 田畑快人(東京都立大学 大学院) | 25S-025 『人工層序学』 房野 広太郎(明治大学 大学院) |
25S-053 『連想の家』 鈴木 皓士郎(東京藝術大学大学院) |
25S-061 『「地球」と「建築」』 飯尾 龍也(法政大学大学院) |
25S-112 『練馬の集合住宅-木密地域における耐火建築新築計画-』 岩﨑 航(芝浦工業大学 大学院) |
25S-050 『人生の舞台袖-都市裏から都市をみる、”心災”復興の幕間-』 土江 祐歌(早稲田大学 大学院) |
25S-003 『2.5次元空間街論-現実と虚構が影響し合うことで再編成されるまちづくりー』 平田 祐貴(大同大学 大学院) |
25S-006 『立体を纏うファサード-上野万華鏡-』 木内 康介(日本大学 大学院) |
25S-014 『建築の『発酵』-建築サイクルの可能性を探る研究-』 白樫 聖(京都芸術大学 大学院) |
25S-029 『不完全な家-建築家の自邸から考える、〇〇がないことを享受する住まい』 太古 尚稀(東京電機大学 大学院) |
25S-086 『家の肖像』 藪内 雅也(東京藝術大学 大学院) |
全国修士論文展受賞者
■【最優秀賞1点、審査員賞5点】
最優秀賞 | 07 『江戸の廃墟/廃墟からの東京―都市再編の揺籃としての武家地の田園化/再市街化を再現する―』 佐々倉 一紗(明治大学大学院 理工学研究科 建築史・建築論研究室) |
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仙田満 賞 | 04 『日本生命日比谷ビル外観におけるフレーム形式と石材被覆の折衷的構造表現― 日本近代建築技術史の試論として ―』 原 琉太(広島工業大学 大学院 工学系研究科 環境学専攻 河田智成研究室) |
池田昌弘 賞 | 09 『仮設的小建築による都市の変容可能性について』 寺西 志帆理(京都大学 大学院 工学研究科 小見山研究室) |
加藤耕一 賞 | 02 『縮退期における地場産業の機能を補完する産業空間に関する研究ー福井県越前鯖江地域、製造業者の持ち場意識に着目してー』 森田彩香 (早稲田大学創造理工学研究科 後藤春彦研究室) |
田中英紀 賞 | 03 『東京マイクロコスモスとヴァーチャルアーバニズム ―デジタル・デリーヴを通じた東京の空間アイデンティティの研究―』 グリーンスカヤ・マリア(東京大学大学院 工学系研究科 川添研究室) |
星卓志 賞 | 08 『地域住民が抱く共通のイメージから見出される「場」の特性とそれを通した「地域のイメージ構造」に関する研究―兵庫県宍粟市繁盛地区を対象として―』 竹田 季世(大阪大学 大学院 工学研究科 建築・都市計画論領域) |
■【ファイナリスト】
01 『大阪府泉州地域における広域都市計画に関する研究―都市形成/街路構造/位置情報データを用いた施設利用実態分析と広域行政組織の提案―』 清川 忠和(大阪大学 大学院 工学研究科 木多研究室) |
02 『縮退期における地場産業の機能を補完する産業空間に関する研究- 福井県越前鯖江地域、製造業者の持ち場意識に着目して -』 森田 彩香(早稲田大学大学院 創造理工学研究科 後藤春彦研究室) |
03 『東京マイクロコスモスとヴァーチャルアーバニズム ―デジタル・デリーヴを通じた東京の空間アイデンティティの研究―』 グリーンスカヤ・マリア(東京大学大学院 工学系研究科 川添研究室) |
04 『日本生命日比谷ビル外観におけるフレーム形式と石材被覆の折衷的構造表現― 日本近代建築技術史の試論として ―』 原 琉太(広島工業大学 大学院 工学系研究科 環境学専攻 河田智成研究室) |
05 『スラムに住む中流階級―タイの近接居住世帯群における社会階層の動態に関する研究―』 庄司 栄介(芝浦工業大学 大学院 理工学研究科 清水郁郎研究室) |
06 『臨港地区「無分区」の土地利用実態に関する研究』 宇野 晃平(工学院大学 大学院 工学研究科 藤賀研究室) |
07 『江戸の廃墟/廃墟からの東京―都市再編の揺籃としての武家地の田園化/再市街化を再現する―』 佐々倉 一紗(明治大学大学院 理工学研究科 建築史・建築論研究室) |
08 『地域住民が抱く共通のイメージから見出される「場」の特性とそれを通した「地域のイメージ構造」に関する研究―兵庫県宍粟市繁盛地区を対象として―』 竹田 季世(大阪大学 大学院 工学研究科 建築・都市計画論領域) |
09 『仮設的小建築による都市の変容可能性について』 寺西 志帆理(京都大学 大学院 工学研究科 小見山研究室) |
全国の修士学生による修士設計・修士論文を集め日本初の全国規模の修士設計・論文展を行った2007年以降、展覧会を存続・発展させながら「トウキョウ建築コレクション」は今回で19年目を迎えます。
トウキョウ建築コレクションは初年度から一貫して「修士学生の研究をもとに、建築学における分野を超えた議論の場を作り出し、建築業界のみならず社会一般に向けて成果を発信していくこと」 を目標として活動してきました。
「トウキョウ建築コレクション 」は3つの企画で構成されています。
『光芒一閃』
19 年目のトウキョウ建築コレクションでは、「光芒一閃」をテーマに掲げました。
光芒とは、雲の隙間から差し込む一筋の光のことを指します。近年、内戦や疫病など暗いニュースを多く耳にします。そのような状況の中、新しい空間や生活様式の発見が、一筋の光となり得るのではないでしょうか。
急激に変化し続けるこの世の中で、私たちはそこからどのようなことを学び、どのように空間を操作していくのかを深く考える場を目指します。
展覧会の成果は例年と同様、書籍化することを前提に活動しております。本展覧会が今後も長期に渡り持続し、時代性を持った「コレクション」が集積され「アーカイブとしての価値を持つことで、建築の発展に寄与できる展覧会へと成長することを目指します。
トウキョウ建築コレクション実行委員会一同
■全国修士設計・論文展・プロジェクト展《展示》
日時|2025年3/4(火)~3/9(日)11:00-19:00(初日は14:00-、最終日は-18:30)
場所|代官山ヒルサイドテラスF棟/ ヒルサイドフォーラム
■全国修士論文展 公開審査
日時|2025年3/7(金)13:30-18:30
場所|代官山ヒルサイドプラザ
審査員
仙田満 様 (審査員長)
池田昌弘 様
加藤耕一 様
田中英紀 様
星卓志 様
■全国修士設計展 公開審査
日時|2025年3/8(土)10:30-18:00
場所|代官山ヒルサイドプラザ
審査員
千葉学 様 (審査員長)
種田元晴 様 (モデレーター)
岩瀬諒子 様
木下洋介 様
塩崎太伸 様
・代官山ヒルサイドテラスF棟/ ヒルサイドフォーラム
(〒150-0033 東京都猿楽町18-8)
・代官山ヒルサイドテラス/ ヒルサイドプラザ
(〒150-0033 東京都猿楽町29-10)
■全国修士設計展
■登録期間
2025年2月16日(日)23:59 まで
■作品提出期限
2025年2月16日(日) 必着
■参加対象
・2024年9月-2025年3月修了/修了見込の修士学生による、修了時に審査対象となる修士設計に準ずるもの。修了審査がない場合は、修士課程在学中の作品を対象とします。
・2025年3月3日(月)、3月10日(月)の模型搬入・搬出作業に参加可能であること。
・2025年3月8日(土)にヒルサイドプラザにて行われる公開審査会に出席可能であること。
■全国修士論文展
■登録期間
2025年2月16日(日)23:59 まで
■作品提出期限
2025年2月16日(日) 必着
■参加対象
・2024年9月―2025年 3 月修了/修了見込の修士学生による、修了時に審査対象となる修士論文に準ずるもの。修了審査がない場合は、修士課程在学中の作品を対象とします。
・2025年3月5日(水)の出展者による事前ミーティングに出席可能であること。オンラインにて実施いたします。
・2025年3月7日(金)に代官山ヒルサイドプラザにて行われる公開審査会に出席可能であること。
■プロジェクト展
■募集期間
2025年2月9日(日)23:59まで
■作品提出期限
2024年2月9日(日) 必着
■募集内容
・建築学系の研究室及び学生団体でこの 5 年以内に取り組んだ研究、プロジェクトを募集。
・分野/系統は不問。研究及びプロジェクトの題材に制限はございません。
※なお、個人またはグループで行った設計課題やコンペなどの提出は不可です。十分ご注意ください。
■応募資格
・建築学系の研究室及び建築系サークルや学生団体の方々。
・2025 年 3 月 3 日(月)、3 月 10 日(月)の搬入・搬出作業に参加可能であること。
・2025 年 3 月 6 日(木)のヒルサイドフォーラムで行われる公開審査会に出席可能であること
トウキョウ建築コレクション2025実行委員募集!!
大学・学年関係なく活動しております!
興味のある方・参加ご希望の方はお気軽にこちらのメールアドレスまでご連絡ください。
詳細はこちらまで
tokore.2025@gmail.com
トウキョウ建築コレクション 2025実行委員会
株式会社建築資料研究社 日建学院
代官山ヒルサイドテラス
株式会社鹿島出版会 / 株式会社レントシーバー
ベクターワークスジャパン株式会社 / 株式会社大林組 / 株式会社JR東日本建築設計 / 株式会社竹中工務店 / 株式会社日建設計 / 株式会社日本設計 / 株式会社三菱地所設計 / 清水建設株式会社 / 大成建設株式会社 / 田島ルーフィング株式会社 / 中央日本土地建物株式会社 / 西松建設株式会社 / 前田建設工業株式会社 / 株式会社ジャイロアーキテクツ
このたびトウキョウ建築コレクション2024実行委員会著
『トウキョウ建築コレクション2024 Official Book』を8月5日に刊行いたしました。
是非、お手に取ってご覧ください。
また、Youtubeにて公開審査及び特別講演会の様子を配信しておりますので、そちらも併せてご覧いただきたく存じます。
本展覧会もこの状況下の中、皆様のおかげで無事開催することができ、本書籍も多くの皆様の多大なるご協力があり、発刊することができました。
この場を借りて感謝申し上げます。
最後に、本書により、皆様の”新たな標準”を発見できる機会となりましたら幸いです。
今後ともトウキョウ建築コレクションに、変わらぬお引き立てを賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
トウキョウ建築コレクション実行委員会

【内容】
修士学生による修士設計・修士論文作品を集め、作品の展示及び公開講評会・討論会を行う全国公募制のイベントである「トウキョウ建築コレクション」の大会内容を伝える公式記録集。
18年目のトウキョウ建築コレクションでは、「新境地」をテーマに掲げた。
建築は時代とともに様式や形態を変化させ、その時代のらしさを表現してきた。近年で
は COVID-19 の流行により働き方などが大きく変化したことで建築に求められるものも変化してきた。そして、これからは今までの生活が戻りつつある中でさらに今までとは異なる空間が考えられるようになることが予想される。
これから先、どのような変化が起きるか誰にも分からない現代だからこそ、どのような未来を想像し、新たな空間を創造するのか、建築がどのような「新境地」に進むのかを深く考える場を目指す。
「全国修士設計展」「全国修士論文展」は、受賞作品を含む本選出場作品、設計展9点・論文展10点の詳細を掲載するとともに、建築分野の第一線で活躍する審査員による審査過程や討論の内容も忠実に記録する。
「特別講演」は、” 建築のこれからの変貌 ”をテーマに議論した内容を収録。
「企画展」は、”「日用建築」―― 身近に潜む温かさ ”をテーマとし、全国から写真作品を公募。一般来場者による投票で入選した12作品を紹介。
詳細・予約・購入はこちら定価 2,200円 (本体2,000円+税)