【9/20 @東京+オンライン】再生部会公開セミナー「日本は文化的景観を受け...
JIA 再生部会は「今ある良いものを使い続ける」ための活動を行っています。今回は下間久美子さんにおいでいただき、お話を伺った後に自由に意見交換を行います。
JIA 再生部会は「今ある良いものを使い続ける」ための活動を行っています。今回は下間久美子さんにおいでいただき、お話を伺った後に自由に意見交換を行います。
贈り物を受け取ったとき、そのひとの顔はぱっと明るくなり、その場の雰囲気も温かいものになります。そんなあかりとはどのようなものでしょうか。「贈る」という言葉は、単に贈り物をするという意味だけではなく、思いやりや愛着、愛情を表現する、尊敬を示すなど、様々なニュアンスや解釈が可能です。「贈るあかり」は空間を明るくするだけでなく、あかりを受け取る人々に驚きや暖かさ、思いやりを感じさせてくれるものかもしれません。さらに、贈る行為そのものが社会を明るくしたり未来を明るくする可能性もあります。このように「贈る」を追求することで、人も社会も思わず笑顔になる、嬉しくなってしまうような「贈るあかり」の提案を期待しています。アストリッド・クライン(建築家のあかりコンペ2023審査委員長)
遠藤さんは設計事務所勤務時代に宿泊施設を担当したことがきっかけでホテルに泊まって実測しスケッチをするようになり、SNSに公開することで話題となりました。すぐに書籍化の話がきて、このたび単著『東京ホテル図鑑』を上梓されました。ホテル好きな人向けの本かと思いきや、図面は1/50で統一され、端部にカラースキームと仕上げも載っており、とても専門的かつ教育的な雰囲気があり、特に寸法を学びたい初学者の建築学生におすすめしたい本でした。資料集成的ですが資料集成よりも味わいがあり、情景が立ち現れてくる。設計するときにどこを測ればよいか、それをどのように表現すればよいか、がわかる本です。本人が「私にしか描けない」と言う通り、藝大→設計事務所→色彩計画事務所で経験を積んだ遠藤さんオリジナルの表現になっています。この表現で将来遠藤さんの設計した住宅などが出版されていくのも楽しみです。今回はなぜホテルか、建築家が描くと何が違うのか、図鑑というメタファについてなど、語っていただければと思い、ご登壇いただきます。
「築地」はなぜこれほどまで、人を惹きつけたのか?膨大な撮り下ろし写真をもとに、独自のアプローチでこの問いに迫る渾身の企画 。計画や計算だけでは決して生み出せないあの精緻なシステムは、文化や価値を共有する人々の、日々の弛まぬ直向きな生の営みが、長い時間をかけて作り上げたものだった。歴史の堆積が醸し出す築地市場のあの不思議な魅力を、本書で改めて現前させることを企図し、英文も併記して世界に向けて発信する。
「#AR #地域防災 #まちづくり #ドローン #3Dレーザースキャナ #3D点群データ」上記キーワードについて興味・関心をお持ちの皆様に、広くご参加いただきたく【公開・参加無料】で開催いたします。ぜひ多数のご参加をお待ちしております。
JIA「金曜の会」では「建築」をキーワードに、建築に携わる方でもあまり聞く機会のないお話や、建築が専門ではない方々にも興味を持って楽しんでいただけるお話を、多彩なゲストをお招きして気楽なトークイベントのスタイルで企画しています。さて、今回は建築家の椎名英三氏をお迎えします。建築分野で有る無しに関わらずどなたでもご参加頂けます。リアル会場はまだ飲食が規制されているため、会の終了後に別会場にて懇親会を予定しております。また、オンラインで参加の皆様におかれましては、是非ワイン片手に画面の前にお集まりください。JIA「金曜の会」代表 井原正揮
日常のある福祉「施設」。「施設」では、利用者や患者はこれまで過ごしてきた日常から突然切り離されます。施設で過ごす怖さや不安は、医学的なことももちろんあるのですが、それと同じように日常からの断絶にも大きな不安があるのだと思います。これまでの生活と地続きになるような福祉「施設」は考えられないか。もしかするとそれは「すまい」に近いのかもしれません。一方で、私たちがずっと続けていきたい日常とは何なのか。福祉施設のこれからを考えることは、福祉施設に入る前の日常を考えることでもあります。当たり前にある豊かさを見つめ直し、人間が生きることを最期まで支える日常のある福祉「施設」を提案してください。このコンペでは、面白さやユニークであることを求めていません。みなさんにとって難しいことは、認知症や障害といった自分自身にとって実感のない苦しさを引き受けることです。ホスピスやデイサービスを設計した僕も、末期癌や認知症になったことはないし、眼だって見える。当事者やその家族たちを「想像」し、もし続けていきたい日常がなければ「創造」しなければなりません。みなさんの持っている二つの「そうぞう」力をつかって、人々にとって変わらないものであり続ける建築がつくる、福祉のみらいを示してください。(出題:山﨑健太郎/審査委員)
仕事体験では、条件付きの課題を出し、当社の建築現場に関連する作図をしていただきます。その後、実際に現場を見学していただき、事前に作った作図の答え合わせ+先輩社員からフィードバックをいたします。課題に合わせた作図のポイント等を知っていただくことができます! 更に、若手・中堅の先輩社員の仕事内容の紹介や座談会を通して、仕事内容への理解が深めていただき、また当社の雰囲気や社風を知っていただくことができます!
日本建築学会では、建築文化事業の一環として、今年も10月より「建築文化週間2023」を開催いたします。2023年のテーマは“はぐくみの風景”。建築を文化として捉えるうえで不可欠な「はぐくむ」という行為に着目し、ひと月にわたって全国各地でシンポジウム、見学会、ワークショップ、展覧会などの多彩なイベントを開催いたします。この機会にぜひご参加ください。
9月の部会の日は、9月7日(木)18:30~20:30です。この日は空間研究所主宰・日本女子大学の学長でもいらっしゃいます、篠原聡子氏を講師にお招き致します。昨今の度重なる震災、コロナなどを通して、また、高齢化社会を迎える中で家族のあり方や繋がりなど、住まいや暮らしについて考えた方も多いと思います。篠原聡子氏は、「住むこと」をテーマに、設計や調査・研究を重ねていらっしゃいます。本セミナーでは、篠原氏のたくさんのフィールドワークや事例を通して、暮らす・住まうを改めて考え、建築にできることは何か?建築だからこそできることとは何かを共に考え学ぶ機会にしたいと思います。
長年にわたり木造住宅を設計している三澤文子さん。味わいが増していくような木の家に住みたいと若い夫婦が相談に訪れたり、家を改修するにあたり、住まい手が長年暮らした思い入れのある家のことを書いた一冊の本を見せてくれたり、木の家づくりを通して心に残る出会いがあったという。三澤さんが木造住宅の設計で大切にしていることは、軸組をしっかり考えること、つくりが明快な真壁構法で設計すること、改修の場合は傷んでいる部分や現状の性能を細かく調査して安全で快適な住まいへと蘇らせること。こうした設計が住まい手の暮らしに寄り添い、永く受け継がれる住まいにつながる。特集では、三澤さんが手掛けた新築と改修3題を紹介する。
2023年の「新・建築家の本棚」は3年前より杉並地域会と都内の地域会と共催で開催してまいりました(昨年は文京、昨々年は世田谷)今年は港地域会と国際文化会館にて開催します。当地は森ビルの六本木再開発計画に隣接しますが、その計画からは除外され、保存が決まりました。8月初旬に修繕を行い、更に美しくなった建物の特別見学会が可能になりました。どなたでも参加できますので、お勧めの本を1冊お持ちの上、ご参加ください。