【公開審査@京都】『学生 vs 建築家』木の家設計グランプリ2019
木の家設計グランプリ2019
木の家設計グランプリ」とは
『学生 vs 建築家』建築を志す現役学生と日本を代表する建築家が目の前で熱くぶつかる木造住宅設計コンテスト。
応募は建築を学んでいる現役の学生ならどなたでもOK!一次審査から建築家が全作品に目を通して審査します。勝ち抜いた方はステージでプレゼンテーションを行い、受賞作品が目の前で決定します。
建築学生vs審査員の臨場感あふれるステージ!
あなたの御来場をお待ちしています!
「小さい家。少ない家。」
小さい家。少ない家。
小さい家というと、どんな家を思い浮かべるでしょう?
物理的に小さい家はもちろんのこと、エネルギー消費量が小さかったり、あるいは家は大きいけど庭は小さい家、、、など。
では少ない家というと、どんな家を思い浮かべるでしょう?
部屋数が少ない家、部材や素材が少ない家、建設費が少ない家、あるいはストレスが少ない家、、、など。
掘り下げてみれば人それぞれの小さい家、少ない家があるはずです。
昨今の日本の住宅は大きく贅沢になりました。大きいことは小さいことより良いとされる風潮もあったように思います。
しかし今、車は小型で燃費がよく、小回りがきくことに価値を見出すようになり、あるいはスマートフォンはいかに本体にボタンが少なく、かつ操作のストレスが少ないことに価値を見出します。
色々なものが付いているよりも、贅肉や余計なものが付いていないシンプルな形質が好まれるようにもなってきました。しかしただ単純であるということを超えてそのシンプルさ、わかりやすさの先に豊かさと寛容さがあることが大切だと思います。
今までの最小限住宅でもなく、ミニマリズムでもなく、“小ささ” “少なさ” が現代の生活において豊かさと寛容さを持ち合わせるためにはどうすればいいのか。
そのことを具体的な木造の住宅の設計で考え、形にしてみてください。
“ああ、家って、住宅ってこれでいいんだ!”そんなふうに感じられる家の出現を期待します。
なお、“小さくかつ少ない家”でもいいですし、“小ささ”だけをテーマにしてもいいですし、反対に“少なさ”だけをテーマにしても構いません。しかし一体何を小さく、あるいは少なくしたのかがわかるように表現してください。
■本審査
2019年9月21日(土)@京都造形芸術大学
9:00-11:00(一次審査)/午後(公開審査・表彰式)
■会場:京都造形芸術大学 瓜生山キャンパス
人間館1F ギャルリ・オーブ
所在地/京都市左京区北白川瓜生山2-116
TEL / 075-791-9122(代表)
ホームページ http://aube.kyoto-art.ac.jp/
■審査委員長
堀部 安嗣(建築家)
■審査員
竹原 義二(建築家)
松岡 拓公雄(建築家)
横内 敏人(建築家)
堀 啓二(建築家)
■金賞(1点)
賞金30万円
■銀賞(1点)
賞金10万円
■銅賞(1点)
賞金5万円
■アンダー20賞(1点)※20才以下の方に送られます
賞金10万円
■審査委員長特別賞(1点)
賞金3万円
■優秀賞(7点)
賞金1万円
住宅建築のプロを目指す、全国の建築学生
・大学院修士、学部生、高等専門学校生、専門学校生、高校生として、2019年4月1日現在で在籍している建築学生とします。実務経験のある方はご遠慮ください。
・個人またはグループでの応募とします。グループの場合は、全員が学校等で建築を学ぶ学生とします。
・最終審査作品に選ばれた場合、公開プレゼンテーションにて発表して頂きます。(9月21日(土)12:30- 京都造形芸術大学ギャルリ・オーブにて開催)
※遠方から参加の方へ、交通費支援があります。詳細・申請方法については、エントリー後にお知らせ致します。
① 設計図書
A2サイズ(420×594mm)2枚。(※縦使いとすること)
オモテ面右下に登録番号、ウラ面に氏名を記入、パネル化はしないよう願います。
※オモテ面には、学校名、氏名などの記載がないようご注意願います。
登録番号は 22pt(W60mm×H6mm)程度のサイズに合わせてください。
提出の際には筒状の梱包での送付は避け、丸めずに平らな状態で送付してください。
・作品タイトル
・設計内容(敷地条件、建物面積表、設計趣旨、文章・図表など)を含むもの。
・配置図兼1階平面図/1:100 ~ 1:200
※配置図には、建物のほか、庭・アプローチなどを表現してください。植栽表現はもちろんのこと、樹種、樹高を記入してください。
・各階平面図/1:100
・主要立面図(一面以上)/1:100
・主要断面図(一面以上)/1:100
・内部空間パース、または外観パース。(模型写真も可)
・その他設計意図を表現するスケッチや図表・矩計・詳細図など。(任意)
② 上記①をPDF形式(A2サイズで2枚)にまとめたデータ
※メール送信の際の注意事項
ファイルサイズは、フォルダ合計で6MB以内。(※厳守してください)
フォルダ名、ファイル名は「登録番号+氏名」としてください。(例:1608001 谷口一郎)
③ 周辺環境との関係のわかる、本課題設計の住宅模型1点(1/50~1/200)
※上位140作品に選出された場合は模型の作成をお願いいたします。公開審査会場に展示させていただきます。
※提出模型の底面に、登録番号、氏名を記載のこと。
※提出模型は最大でもA2(420×594mm)サイズの大きさに収まるようにしてください。(提出模型以外で設計図書内で写真イメージとして用いる模型には制限はありません)
注)上記の設計図書条件を満たさない作品および模型をA2パネルを超えるサイズで提出された作品は受賞対象外となりますのでご注意ください。
⇒設計詳細要項はこちら
①審査はPDFによる事前審査と公開で行う本審査による2段階審査となります。
事前審査では全応募作品のうち、140作品を事前に選出し、公開審査当日には選出された作品すべてを会場に展示します。
②本審査は公開審査となります。
受賞者は、9月21日(土)に行われる公開審査にて最終決定します。
午前9時~11時頃まで実施の1次審査にて、上位20選を選定します。
1次審査では審査員が会場を巡回し、それぞれの作品に対して質問を行います。
巡回の際の応募者によるプレゼンテーションは不可とします。
説明したい内容はすべて設計図書のなかに表現するようにし、1次審査中は審査員からの質問にのみ答えるようにしてください。
20選の中からさらに上位10選を選出し、当日午後に選ばれた学生の皆さんによる公開ファイナルプレゼンテーションを実施します。
その後審査員の公開審査を経て、最終表彰作品を選出します。
③上位10選に選定された応募者は、提出した設計図書(作品データをスクリーンに投影します)と模型を使用し、発表時間5分以内のプレゼンテーションをおこないます。
その後、審査委員による質疑や議論を通して、提案された作品の完成度や総合的な提案内容を考慮し、優秀作品3点を決定します。
木の家設計グランプリ事務局(担当:清水・狗田)
E-mail:ksg@taniguchi-koumuten.jp