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【11/23 @オンライン】講師:フリッツ・ワスマン氏(スイス・ガーデンデザイナー、エコロジスト)『建物緑化で町と建物をクールダウン~持続可能な未来へのチャンス』 第12回スイスー日本サスティナビリテイ交流ウェビナー|主催:【SJS】スイス-日本サステナビリティ交流会 共催:草屋根の会

概要
スイスより生配信

建物緑化で町と建物をクールダウン~持続可能な未来へのチャンス
講師:フリッツ・ワスマン氏(スイス・ガーデンデザイナー、エコロジスト)

SJS スイス-日本サステナビリティ交流会は、気候変動やアーバンヒートアイランド現象の課題に取り組む「緑化」をテーマとしたウェビナーを開催します。スイスから生配信されるこのイベントでは、欧州中部で最先端の緑化手法を実践するガーデンデザイナー、フリッツ・ワスマン氏が講師として登場。日本の学生にも分かりやすく、建物周辺の緑化が都市環境改善に与える効果を、経験豊富な講師が実例を交えながら紹介します。

気候変動により、都市環境が過酷さを増す中、建物周辺の外壁緑化や屋上緑化、蔓性植物を用いたアーケードの設計が注目されています。これらの手法は、エネルギー効率の向上や雨水の貯留、生物多様性の確保といったメリットもあり、持続可能な都市づくりに欠かせません。ワスマン氏は緑化技術と植物の多様性に精通し、スイス国内外の都市や施設で数多くのプロジェクトを手掛けています。また、1992年には岩手県の建築IDICの室内緑化も手掛け、日本の気候特性に適したデザインも実践しています。

本ウェビナーは、日本の緑化活動の促進に尽力する「草屋根の会」との共催で開催され、気候変動と都市計画に関心を持つ方にとって見逃せない内容です。
建築学を学ぶ学生にとって、未来の都市設計に役立つ知識を学べる貴重な機会ですので、どうぞお見逃しなく。

講演のポイント
■ 欧州中部における建物緑化の潮流
■ 建物緑化の様々な効用
■ 美しい屋上緑化や壁面緑化の事例
■ 今後のチャレンジ

SJSでは、持続可能な社会づくりに取り組む方々の生の声をお伝えし、日本の実践者の皆様にヒントを提供してゆきたいと考えています。
皆様とZOOMでお会いできる事を楽しみにしておりますので、
どうぞご参加のほどよろしくお願い致します。

日時

2024年11月23日(土)16:00〜17:30

会場

Zoomオンラインセミナー (ZOOMを使用し、逐次通訳の生中継でお届けします。)

講師

フリッツ・ワスマン氏(スイス・ガーデンデザイナー、エコロジスト)

案内人・逐次通訳

滝川薫(SJSスイス−日本サステナビリティ交流会 代表)

参加費
一般 1000円
学生 500円
講師プロフィール


フリッツ・ワスマン

北スイス・シャフハウゼン州在住のガーデンデザイナー、エコロジスト、教育者。設計事務所 Atelier für Oekologie und Gartenkultur 共同代表。園芸植物および自然植生のスペシャリストとして欧州中部で知られる。植物、生態系、庭園文化、エネルギーシフトへの深い造詣に基づく視点からの庭園設計や植栽コンサルタント、執筆、教育活動に携わる。80年代にスイス建物緑化専門協会(SFG)を同志と共に設立、今年まで理事を務める。

ガーデンデザイナーとしては、持続可能で、機能的、通年して美しく、多様性に富んだ屋外環境の創出を目指す。邸宅庭園を手掛けてきた経験を経て、現在は公共性の高い庭園や緑化に焦点を置いた活動を行っている。代表的な仕事に、スイスで最も有名な屋上庭園であるコンテック社(屋上および地上庭園)、山上レストラン・ランデンハウスのウェルカムガーデン、世界的にも著名なチューリヒ市の多様な蔓性植物からなる公園MFOパークの植栽設計などがある。

ランドスケープアーキテクトやガーデナーの継続教育にも尽力し、近自然庭園や植栽デザイン、建物緑化に関する先駆的な課程を開発。教鞭をとってきた。

訪日回数は20回を上回り、日本の気候風土を良く知る。1992年にはピーエス株式会社の岩手県八幡平にある建築IDIC(彦根アンドレア氏設計)の室内緑化も手掛けた。

URL:https://www.atelier-oekologie-gartenkultur.com/

解説・逐次通訳:滝川薫
スイス在住の環境ジャーナリスト。1999年からスイスを拠点としてスイス・ドイツ・オーストリアをフィールドに環境、エネルギー転換、省エネ・エコ建築、有機農業、持続可能な地域発展をテーマとした執筆、専門視察セミナー、通訳などに携わる。本など著書も多数。

共催

SJS スイス−日本サステナビリティ交流会

SJS スイス−日本サステナビリティ交流会とは
エネルギー×建築×エコ・ビオ企業×緑をテーマに、欧州の第一線で持続可能な社会づくりに取り組む人々の声を伝えるウェビナーを企画・実施。まだ日本ではあまり紹介されていない欧州の持続可能な社会づくりにおける具体的事例や中心人物にスポットを当て、日本で取り組む企業や個人に向けて実現可能なヒントやアイデアをもたらすことを目的としている。
URL:https://sjs-webinar.com

SJS スイス−日本サステナビリティ交流会 運営委員
・滝川 薫 Kaori Takigawa(スイス・シャフハウゼン州在住の著者、ジャーナリスト、ガーデンデザイナー)
・岡田 真樹子 Makiko Okada(マーケティングプランナー)
・長土居 正弘 Masahiro Nagadoi(エネルギーアドバイザー)
・寺尾 信子 Nobuko Terao(建築家)
・大久保 宜子 Yoshiko Okubo

草屋根の会

草屋根の会とは
草屋根のはじまりは、屋根裏部屋の環境改善でしたが、季節ごとにいろいろな花が咲き、安らぎの場になったり、景色を眺めたりと楽しみもいっぱいで、各地にひろがりつつあります。草屋根の着工件数がおかげさまで70件を超え、施工する技術者の方も増えてきました(2022年現在)。

全国各地から問い合わせも多く、できるだけその魅力をお伝えできればと思います。

草屋根の会は、情報交換と勉強会の場を充実させて、みんなが参加できるネットワークを目指しています。
URL:https://www.kusayane.com/

後援
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