【結果報告】【SNS賞決定】Luchta Challenge2019『フォトコンテスト・卒業する前に見た景色』【寺子屋ふくろうプロジェクト】
『フォトコンテスト・卒業する前に見た景色』
審査結果をお知らせします。
お知らせ
instagramアカウントhttps://www.instagram.com/luchta_web/で投票受付中です。
期日:平成31年4月22日(月)23:59まで
受賞者
グランプリ |
No,20686『揺蕩い』 説明:瀬戸内の穏やかな波間と霧がかかった水平線。その風景を借景とし、名も無い防波堤がひとり静かに佇んでいる風景と出会った。まるで、自然現象がつくるボーダレスな物語の中に、ひとりの建築が迷い込んだかのようだ。彼は「島を守る」という任務を与えられた立派な建築であり、私が豊島で見た最も美しい空間であった。 所在地:豊島(香川県小豆郡土庄町) |
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本多賞 |
No,20702『贅沢な空間』 説明:写真は、平面的であるのでどうしても静的な印象を受けるが、写真の中に光が入り込むとその写真は動的な平面に変わる。そんな静的で動的な2つの側面を持っているのがこの写真です。 所在地:スイス |
内野賞 |
No,19916『漁業と舟屋』 説明:生業から生まれた建築舟屋。歴史的な建築は、建築だけが形骸化されて残される場合が多い。伊根は生業と建築がどちらも活きて残っている点に魅力を感じる。 所在地:京都府与謝郡伊根町 |
澤田賞 |
No,20700『似ているけど、あり得ないくらい似ていない』 説明:異なる出来事が、均質的な空間で起きたときに、僕は建築家として感動をする。まるで建築が舞台美術のように背景となり、暮らし手が演者となり、自分の住宅の中で演じている。均質化された集合住宅の中にも目を凝らすと、似ているようで似ていない植物や絵画、屋上の異なるライフスタイルが多くの演者を抱えている舞台であることがわかる。 所在地:イギリス |
特別賞(北日本) |
No,18266『開拓の記憶』 説明:かつて一面湿地帯であったモエレ沼は、開拓期には農地造成され、高度経済成長期にはごみ埋立地となり、北海道の発展を支えてきた。過去の負の産物を未来への記憶として受け継ぎ、現在は市民の憩いの場となっているこの地を訪れると、壮大なランドスケープに映し出される先人の労苦が偲ばれる。 所在地:北海道札幌市モエレ沼公園1-1 |
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特別賞(北関東) |
No,20442『伝統技術の電話ボックス』 説明:富山は伝統技師の彫り師が多く、長く伝統が紡がれている。長年にわたって何世代も受け継がれる技術が、街のいたるところにふんだんに利用されており、街全体が彫りの技術によって埋め尽くされている。そんな永い伝統の時間を感じられた建築だった。 所在地:富山県富山市 |
特別賞(南関東) |
No,20706『諏訪の茶屋』 説明:八ヶ岳の麓にある茶屋。柳澤孝彦の隠れた代表作です。コンクリートの打ち放しに全面ガラス張りといったシンボリックなデザインが特徴であり諏訪大社と周辺の山々に違和感なく溶け込んでいます。遠方から車を飛ばして見に来た甲斐がありました。 所在地:長野県諏訪市大字中洲神宮寺 |
特別賞(中部) |
No,18713『誓い』 説明:こちらはニュージーランド、カンタベリーにあるテカポ湖とその目の前にあるGood Shepherd教会の一枚。語学留学の終わりに訪れた地。とてもこじんまりした教会でしたが、小さな窓から広がる広大なテカポ湖とその山々。『圧巻』。言葉を失い、見入ってしまった。また、朝・昼・夕方・夜と全て違う表情を見せてくれ、どこか自然と教会がお話をしているかのような、そんな美しい世界に引きずり込まれて行った。 所在地:ニュージーランド, 〒7999, Lake Tekapo |
特別賞(近畿・中国・四国) |
No,20690『実と虚』 説明:卒業を機に恩師である竹原義二設計の海椿葉山へ招待していただいた。そこで見たものは圧巻であり、繊細なものだった。迫力のある建築、ガラスに映る美しい海・空・緑。贅沢すぎるひとときを過ごしていくうちに見てるものは、実像なのか虚像なのか疑う空間があった。 所在地:〒649-2326 和歌山県西牟婁郡白浜町椿1063-20 |
特別賞(九州) |
No,20710『建築家の仕事』 説明:沖縄の自然の光が入る図書館。開放的な書架は、イタリアの教会のような静けさが漂う、空間の重みを感じた。ここの椅子や机、本棚、照明は、作りつけの家具となっていて、空間にフィットしていた。内井昭蔵さんは、家具までデザインすることで、図書館を設計している。そのような仕事をしたいと思った。 所在地:沖縄県浦添市安波茶2丁目2-1 |
SNS賞 |
No,20710『表現の拠り所としての建築』 説明:劇場やコンサートホールとして世界で最も有名な建築の一つであるオペラハウス。一度は訪れてみたいと思いシドニーに行くと、建築そのものにアボリジニのアートが映し出されていました。効率的な都市開発が進む背景がある中で、表現者の心の拠り所としてオペラハウスが時代を超えて人々に愛され続けていることを写真に収めました。 所在地:Bennelong Point, Sydney NSW 2000 |
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●応募資格・2019年3月に卒業する、大学・大学院・短期大学、高等専門学校、専門学校等に在籍している学生とします。
・どの地域からも応募可能です。
●賞
・グランプリ1点/賞金10万円
・特別賞6点/賞金2万円
・審査員賞3点/賞金1万円
・SNS賞1点/2万円
審査員長
本多健 (建築家/本多健建築設計室)
審査員
内野秀之(写真家)
澤田忍 (季刊誌 庭 編集長)
[敬称略・50音順]
●主 催:寺子屋ふくろう実行委員会
●共 催:株式会社 建築資料研究社/日建学院
instagramアカウントhttps://www.instagram.com/luchta_web/で投票受付中です。
期日:平成31年4月22日(月)23:59まで