【8/31まで】木の家設計グランプリ2022[エントリー開始]|主催:木の家専門店 谷口工務店

木の家設計グランプリ2022

概要

木の家設計グランプリ」とは
『学生 vs 建築家』建築を志す現役学生と日本を代表する建築家が目の前で熱くぶつかる木造住宅設計コンテスト。

応募は建築を学んでいる現役の学生ならどなたでもOK!一次審査から建築家が全作品に目を通して審査します。勝ち抜いた方はWEB上でプレゼンテーションを行い、受賞作品が目の前で決定します。
建築学生vs審査員の臨場感あふれるステージ!
あなたの挑戦をお待ちしています!

テーマ

「母屋と離れ」

課題主旨

日本には離れという文化があり敷地に複数の建築が建てられることがありました。家族が寝起きする建築を「母屋(おもや)」といい、母屋から離れた位置に建つ建築を「離れ」と言いました。一般的に離れは母屋よりも小さく、住宅としての設備も最低限に抑えられていることが多く、あくまでも「母屋」に付属する施設でした。家族が増えて主屋の部屋が足りなくなってしまった時、客人にくつろいで泊まってもらいたい時、アトリエなど趣味のスペースが欲しい時などに「離れ」は建てられました。

住まいだけでなく旅館にも自然に囲まれ、誰にも邪魔されることなく本を読む、温泉につかる、あるいは何もせず木々の木漏れ日の変化を楽しむなど思いのままに心を解放させるひと時を過ごす「離れ」があります。また、独立した茶室も離れの一つと言えます。

このように様々な使い方が可能な「離れ」は独立して建てられることがほとんどです。

現代は、新型コロナウィルス感染はまだまだ予断を許さない状況です。確実に働き方、暮らし方は変わり、憩う場と働く場の境界はなくなりつつあります。しかし、ONとOFFの切り替えは必要です。また、少子高齢化で2世帯、3世代で住む家族も増えています。「スープが冷めない距離」とよく言いますが、このような住まいには繋がりを持ちつつも家族間の適度な距離が必要です。

今回のテーマは「母屋と離れ」です。今まで「離れ」は「母屋」から独立した場として存在していました。単に独立した「離れ」ではなく「母屋」とつながりを持つことで新たな住まい方が生まれるはずです。

新たなライフスタイルを生み出す「母屋と離れ」を提案してください。
                        

2022年審査員長 堀 啓二  

応募資格

住宅建築のプロを目指す、全国の建築学生
・大学院修士、学部生、高等専門学校生、専門学校生、高校生として2022年4月1日現在 在籍する建築学生を対象とします。
・個人またはグループでの応募とし、グループの場合は全員が学校等で建築を学ぶ学生とします。
※ 最終審査作品に選ばれた場合、公開プレゼンテーションにて発表して頂きます。 (10月1日(土)12時30分~ WEBにて開催)

提出物(提出図面・模型など)

① 設計図書のPDFデータ
② 周辺環境との関係のわかる、本課題設計の住宅模型(1/50~1/200)の写真5点
③ プレゼンテーション動画

 ※応募作品は未発表のものとします。  他のコンペ等、同一作品の応募と認められた場合は失格となります。 
※提出後の設計図書の差替えは原則として認めません。  やむを得ない事由がある場合は事前に事務局までご相談ください。  無断で差替えた場合はその時点で失格となります。 
※要項が変更になる場合がございますので、事務局からの連絡、  ホームページ、SNSをご確認ください。

⇒ 設計詳細要項の詳細はこちらから

エントリー

期間中にエントリーを済ませた方のみ、作品提出が可能となります。
作品を提出できるのは、この期間にエントリーを済ませた学生に限ります。・ 登録を受け付け次第、事務局より登録番号を通知します。 9月2日(金)までに連絡のない場合は、事務局にお問い合わせください。

【エントリー期間】2022年4月1日(金)~2022年8月31日(水)
⇒ エントリーはこちらから

審査方法

①審査はPDFによる事前審査と公開で行う本審査による2段階審査となります。

②受賞者は、10月1日(土)に行われる公開審査にて最終決定します。午前9時~11時頃まで実施の1次審査にて、上位20選を選定します。1次審査では審査員が提出されたPDFデータ、模型写真、プレゼンテーション動画をもとに審査します。20選の中からさらに上位10選を選出し、当日午後に選ばれた学生の皆さんによる公開ファイナルプレゼンテーションを実施します。その後審査員の公開審査を経て、最終表彰作品を選出します。

③公開審査では、まずプレゼンテーション動画を放映後、審査員による質疑や議論を通じて提案された作品の完成度や総合的な提案内容を考慮し、優秀作品3点を決定します。・第1位~第3位の表彰につきましては、上位10選のみを審査対象と致します。・審査員賞7点は応募作品すべてを対象に表彰します。・アンダー20賞は2022年4月1日時点で20歳以下の学生を対象に表彰します。※別途作成したスライドによるプレゼンテーションの実施は不可とします。 予めご承知おきください。(ムービー、作品データの投影と模型による発表プレゼンとなります)

※別途作成したスライドによるプレゼンテーションの実施は不可とします。予めご承知おきください。
(ムービー、作品データの投影と模型によるプレゼンとなります)

スケジュール
【STEP1】

■エントリー受付期間
2022年4月1日(金)~2022年8月31日(水)
※期間中にエントリーを済ませた方のみ、作品提出が可能となります。

【STEP2】

■登録番号通知
※9月2日(金)までに連絡のない場合は、事務局にお問い合わせください。

【STEP3】

■作品データ提出

期限
2022年9月1日(木)~2022年9月5日(月)13:00必着

提出内容
 ①作品PDFデータ
 ②周辺環境との関係性がわかる、模型写真(5枚)
 ③プレゼンテーション動画
 ※PDFデータの提出は必須です。模型写真・プレゼンテーション動画の提出がなくても審査対象となります。ただし、ファイナル審査進出者の選出については、提出者を優先します。

提出先
 指定メールアドレス(事務局よりメールにて通知)

※PDFデータは提出後修正不可。(修正した場合は無効)
※指定の容量を超過しないこと。(超過した場合無効)

【STEP4】

■本審査
2022年10月1日(土)

Zoomを使用して、開催致します。
当日は一般の方もご覧いただけるよう、Youtubeライブでも審査の様子を中継致します。
①提出いただいた作品から上位作品を選出し、選出者のプレゼンテーション動画を流した後、審査員との質疑を行います。
②各賞を決定し、授賞式を行います。

審査員

■審査委員長
堀 啓二(建築家)

1989年に山本堀アーキテクツを設立(共同主宰)。「東北大学青葉山キャンパスセンタースクエア」でBCS賞受賞。現在共立女子大学家政学部生建築・デザイン学科教授。著書に『名作住宅から学ぶ 窓廻りディテール集』など。

【主な作品】

青葉台の家

三好の家

■審査員

松岡 拓公雄(建築家)

1986年 丹下健三・都市建築設計研究所を経て、2006年アーキテクトシップを設立。2008年「モエレ沼公園」で日本建築学会賞業績賞、グッドデザイン大賞受賞。

【主な作品】

天野邸

深谷邸

竹原 義二(建築家)

1971年 大阪市立大学富樫研究室を経て石井修/美建・設計事務所勤務。1978年無有建築工房設立・主宰。日本建築学会賞教育賞・村野藤吾賞など受賞多数。

【主な作品】

鶴の里の家

鶴の里の家

横内 敏人(建築家)

前川國男建築設計事務所での勤務などを経て、1991年に横内敏人建築設計事務所を設立。現在京都造形芸術大学通信教育部大学院にて住宅に特化した指導を行っている。

【主な作品】

内庭・外庭の家

内庭・外庭の家

伊礼 智(建築家)

1985年 東京藝術大学美術学部建築科大学院修了。1996年 丸谷博男+エーアンドエーを経て伊礼智設計室設立。「伊礼智の住宅設計」など住宅設計に関する書籍を多数執筆。

【主な作品】

下田の家 (2012年)

守谷の家 (2010年)

堀部 安嗣(建築家)

1990年 筑波大学芸術専門学群環境デザインコース卒業。1991から益子アトリエにて益子義弘に師事。1994年に堀部安嗣建築設計事務所を設立。2007年より京都造形芸術大学大学院教授として後世の指導にあたる。

【主な作品】

阿佐ヶ谷の書庫

竹林寺納骨堂

荻野 寿也(造園家)

1999年アトリエが第10回みどりの景観賞を受賞。以降独学で造園を学ぶ。2006年 荻野寿也景観設計を設立。2013年長野県松本市景観賞受賞。建築家との協働多数。

【主な作品】

琵琶湖畔の家

ホテル ザ セレスティン京都祇園

■金賞(1点)
賞金30万円

■銀賞(1点)
賞金10万円

■銅賞(1点)
賞金5万円

■アンダー20賞(1点)※20才以下の方に送られます
賞金10万円

■審査委員賞(7点)
賞金1万円

■優秀賞(7点)
賞金1万円

※金賞~審査員賞については重複受賞はしないこととします。

主催


お問合せ

木の家設計グランプリ事務局 担当:清水
E-mail:ksg@taniguchi-koumuten.jp

大会公式サイト

昨年の大会の様子

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