【BOOKS】庭NIWA 2018夏号『現代的自然観の中の普遍性 店舗の庭vol.2』

[庭NIWA No.231]2018年夏号

現代的自然観の中の普遍性 店舗の庭 vol.2

 

概要

多くの人たちが集うスペースにグリーンを配することは、いまや常識化しているといってもいいだろう。
そのような状況の中、店舗というトレンドが意識される空間において、庭がどのように求められ、存在し、機能しているのかを6つのケースから読み解く。

料亭から美容室まで、庭の表現は多様だが、現代的な自然観の中にトレンドを超えた普遍的価値が見出せないだろうか。

目次

[特集]

人と場を表す 前庭・アプローチ
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編集・neuf(澤田忍)
判型:A4変 判
頁数:120
定価:本体2400円+税
発行年月:2018/05
雑誌コード:06953-05

 

特集 現代的自然観の中の普遍性 店舗の庭 vol.2

開放的な土の道が誘う現代の露地
新宿 京懐石 柿傳
造園設計・施工=金綱造園事務所

北欧流の自然観を表現したもてなしの庭
祇園の坪庭
造園設計・施工=ランドスキップ

緑と静寂に包まれた京の坪庭
洋菓子ぎをんさかい
造園設計・施工=荻野寿也景観設計

境界壁との隙間にできた極小の庭空間
M-two
造園設計・施工=創造園

渓流と植栽で山奥の景色を再現した庭
いろり山賊 錦店
造園設計・施工=坂本造園

地域の「隅の親石」となる場所
真庭あぐりガーデン
造園監修=庭やサカモト

鼎談 岡山の“でーじな”が詰まったコミュニティーができるまで
牧 生夫(十字屋グループ 会長)
泉水 浩(真庭あぐりガーデンプロジェクト 広報)
坂本拓也(庭やサカモト)

 

NIWA SPECIAL REPORT

グリーンスペースの新しいかたち
NEW STYLE OF GREEN SPACE

『伝統庭園技塾』東日本大震災復興記念庭園築庭事業
それぞれの未来を描く鎮魂と復興の庭

連載

名庭園のある景色(第14回)
大阪商人が営んだ別荘に植治が挑んだ傾斜地を生かした庭園
高台寺 十牛庵庭園
取材=粟野隆/東京農業大学准教授

NIWA INTERVIEW ♯17
現代アートは異なる空間をつなぐ交流する空間
ワタリウム館長 和多利恵津子氏

作庭に役立つ素材と技術19
明かりと闇が織りなす 夜景の演出

NIWA PERSON #4
世界の石材を通して
造園と建築を結ぶ架け橋になりたい
竹藤商店代表取締役社長 秦野利基 氏

庭師のためのREADY MADE TOOLS 09
バックホー コベルコ建機製

現場で役立つ職人の知恵と技術(第19回)
石積編⑨群馬の石積
武尊石・榛名石
文=内田均/東京農業大学短期大学部教授

古来の庭園造作・環境づくりに学ぶ
これからの造園(第2回)
文=高田宏臣(高田造園設計事務所)

未来を植える人びと-植木生産者を訪ねて-(第3回)
横田智樹

NIWA COLUMN

みどりの力(第15回)
マーケットを生むプライベートパーク
文=真栄城徳尚/UDS 事業企画部

時代の気分(VOL.15)
フラワーアレンジメントに見る生活者の気分
文=小原直花/伊藤忠ファッションシステムナレッジ室室長

庭を巡るArt/Culture(VOL.8)
富山県美術館:風景と共にある建築
文=森田伸子/編集者

NIWA REPORT

つなぐ「場」をつくる
GreenDay 001
文=辰己耕造・二朗(GREENSPACE)

国際親善となった日本庭園の修復
海外日本庭園再生プロジェクト、ルーマニアとアメリカで実施
取材・文=井上花子/日本造園組合連合会 理事
 
夏目漱石『三四郎』に見る育徳園
三四郎の足跡を追い、本郷台地の謎に迫る
原祐一氏(東大埋蔵文化財調査室)による公開講座

道路事業に「森づくり」を導入した先駆者、高野義武氏が見る植生評価の現状と未来
日本庭園協会創立100周年記念連続講座
<人と自然を結ぶ文化の大地>スタート

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231号に協力いただいた作庭家・造園家リスト
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