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[連載]「旅の追憶」建築家がすすめる見に行ってほしい建築07|佐久間達也

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[連載][修士・院生を追え!]#Final 最後の取材 

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[連載][修士・院生を追え!]#6 模型作成

[連載]「旅の追憶」建築家がすすめる見に行ってほしい建築 01|中澤克秀

1882年着工以来、実に約140年超かかって最後の段階であり2026年に完成予定という。完成されれば今以上に世界中から観光客が押し寄せるでしょう。かく言う私も1985年20歳の大学3年生の時に初めてサグラダ・ファミリアを見ました。まだ「生誕の門」しかなく、今知る全体像が実際に建設されるとは夢にも思いませんでした。この時が私の初めての海外旅行で、建築学生対象にヨーロッパを3週間廻る建築漬けのツアーでした。他にもアテネのパルテノン神殿、ローマのパンテオン、フィレンツェやヴェネチアやパリの街並み、コルビュジエのロンシャンの礼拝堂等、人生の中でカルチャーショックを受けた最初で最大の出来事でした。20歳の夢のような旅行から帰り、ふと振り返ってみると建築家になりたいと強く思うようになりました。元々設計がやりたい、自邸を建てたいとは思っていましたが、それ以上に建築家の存在と建物のメッセージ力に感動して、自分の将来の夢として明確になりました。

[連載]なにもしない時間のみえない建築05|堀越優希

「迷子が見る風景と手の痕跡」子供のころから、出かけるときに新しいルートを開拓するのが好きだった。地図を見るのも好きだったので、途中で迷っても大丈夫なように、常に文庫本サイズの地図を持ち歩いていた。道に迷うとき、迷いの度合いには深度がある。おおむね、周囲の風景にちょっとした違和感を感じ、迷ったかもしれないという疑念が..

[連載]なにもしない時間のみえない建築04|堀越優希

「待機する空間の流動性と遊び」今回はドローイングの空間表現について書こうと思っていたが、新型コロナウィルスの流行による影響が大きいため、今のくらしから考えたことを書くことにした。緊急事態宣言による待機要請を受け自宅で仕事をするようになり、通勤で意識を切り替えるようなタイミングがなくなった。自治体からは保育園の登園自粛要請が届き...

[連載] 『重森三玲庭園美術館』―おにわさんコラム“ゆるふわ庭屋一如” 02

26歳の頃から趣味で日本庭園をめぐりはじめ、日本全国津々浦々、約10年間で足を運んだ庭園の数は1,200箇所。 これまで巡った庭園は、現代風の庭園から荒廃・廃墟を化した庭園までさまざま。それでも地方のランドスケープや寺社仏閣や古い民家・武家屋敷をめぐっていると国内には有名でない数多くの“日本庭園”があることに気づかされます。

[連載]なにもしない時間のみえない建築03|堀越優希

「リヒテンシュタインの山と森」私は10年のほど前に、大学の交換留学で1年間この地に滞在した。東京で生まれ育った自分にとって、国のほとんどの様子を見渡すことができるような土地での生活は未知の体験であった。1年という時間は微妙な期間で、本当の生活をしたというにはあまりに短いが、旅行と言うには少し長い。今回は、この間に起こった風景に対する感覚の変化について書きたいと思う。

[連載] 『ラ コリーナ近江八幡』―おにわさんコラム“ゆるふわ庭屋一如” 01

26歳の頃から趣味で日本庭園をめぐりはじめ、日本全国津々浦々、約10年間で足を運んだ庭園の数は1,200箇所。 これまで巡った庭園は、現代風の庭園から荒廃・廃墟を化した庭園までさまざま。それでも地方のランドスケープや寺社仏閣や古い民家・武家屋敷をめぐっていると国内には有名でない数多くの“日本庭園”があることに気づかされます。

[連載]なにもしない時間のみえない建築01|堀越優希

新しい空間の糸口は、何気ない毎日の生活、いつも通る道にあるのかもしれない。しかしどうしたらそれらが見えてくるだろうか。建築家の堀越優希は、建築設計の傍ら、住まいである東京を中心とした都市の風景画を独自のスタイルで描いてきた。このドローイングは、都市の観察術であり、アンコントローラブルな都市を再構築する介入行為にも見える。これはそんな、建築・都市とどのように向かい合っていけるかを模索する一人の建築家による、ドローイングとエッセイの連載である。