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【6/10まで】Luchta Challenge2020『街を強くする一滴のデザイン』—私たちにもできること【寺子屋ふくろうプロジェクト】

新型コロナウィルス(COVID-19)に負けるな!
 Luchta Challenge 2020開催決定
「街を強くする一滴のデザイン」
——私たちにもできること

主旨

「どんな大河も元をたどれば一滴の水」
現代は、個人の発想やデザインが、簡単に世界に拡散される時代になった。
一滴ほどの小さなきっかけから情報が拡散し、人が動き、都市や社会も変えることが可能であろう。

近年、地震、停電、河川氾濫、そして新型コロナウイルス感染症(COVID-19)と、
自然の猛威が、都市や社会に影響を与えている。
都市インフラの強化や、法整備等は、各種専門家に任せるとして、
私たちの身の回りにできるデザインで都市を強くする事に貢献できないだろうか?

そこで、各自、自由に敷地を設定し「一滴のデザイン」を提案してほしい。
敷地は空港でも公園でも、もっと身の回りの家の中や飲食店でもいい。
デザインのジャンルも問わないが、提案はできるだけ小さいものが良い。

その「一滴のデザイン」を1枚の「絵」(jpgデータ1040pix✕1040pix)で表現し、
「タイトル」と「140文字のコンセプト」と合わせて合計3つの提出物だけで優劣を争うものとする。

防災、衛生、環境、都市全般、もしくは、人々の思考や行動に対して、小さなきっかけから、何か一つでも変えることができるかどうか? 

その期待感の大きさを審査の対象とする。 

提案

日本国内の敷地を自由に設定し、提案してください。
敷地は、駅構内、公園内、学校内など、施設の一部を敷地としてもかまいません。

応募資格

応募時に30歳以下もしくは、高校・大学・大学院・短期大学、専門学校等に在籍しているものとします。個人、グループは問いませんが、グループの場合、全員が応募資格を満たすものとします。 同一人による複数点の応募を可能としますが、未発表の作品に限ります。

募集期間

2020年4月1日(火)~6月10日(水) 

応募・登録料

無料

応募登録先

⇒ 応募登録専用フォーム 

作品提出・応募登録締切

2020年6月10日 23:59必着

審査員


西田 司 オンデザイン パートナーズ/建築家 


飯田 佳樹 元Ogilvy&Mather グループスタジオマネージャー


冨永 美保 tomito architecture/建築家


本多 健 本多健建築設計室 /建築家

グランプリ 1点 賞金20万円
審査員賞  4点 賞金5万円
特別賞   数点 
SNS賞    1点

参加賞全員 建築資料研究社より電子版アプリから当社発行書籍を1冊丸ごとダウンロード

※応募作品は、建築学生情報サイトLuchta(ルフタ)及び各SNSにて掲載します。
ルフタURL:https://luchta.jp

選考プロセス

審査員及び実行委員会による提出作品審査40選(一次審査)および20選(二次審査)を経て、最終審査を行い各賞を決定。
※SNS賞は後日案内いたします。

スケジュール

■審査・発表等スケジュール
 ※変更の場合あり

2020年4月10日(金) 応募要項発表・登録開始
2020年4月13日(月) 作品提出開始
2020年6月10日(水) 応募登録・作品提出締切
2020年6月15(月) 40選発表
2020年6月19(金)  20選発表
2020年6月26(金)  審査 結果発表 (HPにて)

提出物

1. 画像データ:JPGデータ (1040pix×1040pix推奨)
2. コンセプト(140文字以内)
3. 作品タイトル(30文字以内)
上記内容を応募登録後、提出フォームよりお送りください。
⇒ 応募登録専用フォーム 

提出物について 注意事項

(1) 提出時の「提出フォーム」には提出する代表者の方が記載ください。(他のメンバー情報もそちらで入力できます)

(2)提出データ「①作品タイトル」「②コンセプト」「③添付画像データ(サイズは1,040×1,040px」は必ず手元にバックアップを用意した上でお申し込みください。

(3)応募作品の提出方法は専用フォームのみとし、郵便または持参は受け付けできません。

(4)応募作品は返却いたしません。

(5) アイデア部門の提案作品は未発表作品に限ります。

(6) 入賞後のトラブル等に関して、すべて応募者の責任となります。

(7) 入賞後に著作権侵害やその他の疑義が発覚した場合は、すべて応募者の責任となります。
  また、そのような場合は主催者の判断により入賞を取り消すことがあります。

(8) 建築情報サイト「ルフタ」公式サイト内で応募作品の掲載を予定しています。

質疑等
コンペに関する質疑応答は行いません。また規定外の問題は応募者の自由裁量とします。
その他 注意事項等

1.応募に際しての注意
応募作品の一部あるいは全部が、第三者の権利(知的財産権や著作権等)を侵害しないようにしてください。
特に書籍、雑誌、Web等から無断で複写した画像などを使用しないでください。

2.作品の権利関係について
応募作品および図面・写真等に関する著作権は、応募者もしくは権利保有者に帰属しますが、作品発表に関する優先的権利、
および発表に際して作成する制作物の著作権は主催者が保有するものとします。

3.個人情報について
作品応募にあたりご提供いただきました個人情報は、主催者および運営事務局が適切に管理し、応募者の承諾なしに
第三者に開示・提供することはありません。

本多先生より皆様へ1

今回のコンペを企画した理由は、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)によって、多くのイベントが中止や延期される中、家の中に居る時間が増えたかと思いますが、その時間を何か街に役立つことを考える時間に変えてもらいたかったからです。
テーマはまさに、今直面し、困っている都市の問題を解決する、小さな一手としています。新型コロナウィルス感染症(COVID-19)はもちろん、昨年の豪雨、河川の氾濫、一昨年の地震と停電。いろいろな自然災害に対して、自分自身で備えられること、地域でできること、街の中に当たり前にあるものが、建築的な提案や家具やアートなどのデザインによって、変わることで、災害に強い街になるなど、常識にとらわれず、新しい何かを提案してほしいと思います。

以前、私(HOOP代表:本多健)が別のコンペで入賞した作品が、今回の「街を強くする一滴のデザイン」に参考になるかと思いますので、ここに載せたいと思います。(SRF賞 優秀賞受賞作品 2013年)

これは、メッセージ・ゼブラ「毎日10秒 災害対策する街」というタイトルで作りました。
日常当たり前にある横断歩道に、避難場所の方向と距離を書き込むというシンプルな提案ですが、東日本大震災の教訓を忘れてしまう人々に、毎日10秒、信号待ちの時間に思い出してもらう効果と、初めてその街を訪れる旅行者にとっても10秒で津波から逃げる情報が手に入るという両面から効果あるものです。また、この施工費を、ネーミングライツ的に横断歩道に広告を載せることで、まかなうことも考えられます。企業の広告や、個人が地域貢献の為に、横断歩道に自分の名前を入れる(資金の提供する)ことで、都市が災害に強くなる。そんな提案になっています。2020.03.11

本多先生より皆様へ2

Luchta Charenge 2020「街を強くする一滴のデザイン」のことを記事に書こうとして、あれこれ検索していると「造景」という本に出会いました。
少し、難しい内容になりますが、大学生なら社会(都市やまちづくり)の問題と解決方法について、いい教材になるかと思います。
この号のテーマは「災害復興からコミュニティ再生まで、地域マネジメントを支援する」とあります。ルフタチャレンジ2020も各種自然災害をテーマにしていますので、一読を勧めます。

ただ、コンペでは、ここまでの専門的な難しいことを求めていません。小さなコト…。自分でできる小さなデザインが、社会問題にどう影響できるかを想像しながら、街を歩いて見てください。数多くのヒントが街にあるはずです。

造景サイトURL:https://zoukei.site/

主催

●主催    建築学生情報サイトLuchta (ルフタ) 
●共催    建築資料研究社/日建学院
●企画/運営 株式会社hoop
●事務局   寺子屋ふくろう実行委員会 (本多健 馬場圭一 山上誠)

※LUCHTA Challengeとは
建築学生版の寺子屋形式の学習の場として2016年より提供している『寺子屋ふくろう』内企画として2017年より誕生しました。

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