【12/5~6@オンライン】 デザコン2020in名取 第17回全国高等専門学校デザインコンペティション 

デザコン2020in名取 第17回全国高等専門学校デザインコンペティション 

概要

東は太平洋から,西は五社山まで,名取には豊かな自然の恵みを受けられる土地が広がっています。
名取は農業を基幹としながらも仙台近郊の都市として発展してきました。一方で,この地では,自然が人々に恩恵をもたらすだけでなく,脅威となり人々に試練を与えることもありました。この地の人々が受けた自然の恩恵と脅威に対して,いいときもそうでないときも知恵とつながりで生活してきた事実を受け止め,つながりを表すことば ゆい」をもとにデザインの知恵を競うことを今大会のメインテーマとします。
先人が果たした役割に敬意を表しながら,我々は将来を形づくって行かなければなりません。形づくる,すなわちデザインするときに ゆい」ということばを継承し,震災を経て新たな 結」へ,合理性に基づく 由」へ,未来に伝えたい 遺」へ,そして他にはないひとつの 唯」へと広げるヒントとアイデアを高専で学ぶ精鋭たちに求めます。

本選日時

2020年12月5日(土)~6日(日)

開催地・会場

会 場:名取市文化会館(宮城県名取市増田字柳田 520)

テーマ

メインテーマ
『ゆい』

部門

空間デザイン部門 【こどもパブリック】
こどもが中心となる持続的な未来の地域デザインを主題とします。こどもを取りまく社会環境は多様化し多くの課題が指摘されています。もちろん、教育・福祉・文化、あるいは産業などさまざまな観点から課題解決の実践的なアプローチが展開されていますが、いまだ試行錯誤の段階といえます。具体的な地域や社会状況を設定し、「これまで支える存在であったこどもが中心となる場のあり方」、「地域の将来を見据えた新たなパブリックデザイン」を提案して頂きたいです。

構造デザイン部門【由緒と形・・・素材とかたち】
構造デザイン部門では、東京大会と同様に“紙”を用いた橋をテーマとします。これまでに得た知見を活かし、紙自体が持つ強さやしなやかさ、軽さなどの特性を最大限に引き出すことで、「耐荷性」、「軽量性」、「デザイン性」に富む橋を追求して下さい。名取大会では、デザインされた全てのカタチについて、由緒と由来を問いたいと考えています。合理性に基づきカタチにまとめる創造力と技術力を培った高専生の真価が発揮されることを期待します。

創造デザイン部門 【新しい結のかたち】
日本人は、古来より「講」といった集団や「もやい]といった共同を母体に“結の精神”によって地域資源を創造・維持し、地域の問題を解決してきました。しかし、近年の少子高齢化、過疎化、頻発する災害をきっかけに、共同の習慣は変形を余儀なくされ、となり近所を端緒とするコミュニティーは失われつつあります。Society 5.0 に向かって社会が高度化していくなかで、人々の心の豊かさとは何かを見つめ直し、新しい結のかたちとは何かを提案して頂くテーマを企画しています。

AM デザイン部門 【結へのこだわり】
AMデザイン部門では、3Dプリンタの造形技術を活用した「生活サポートアイテムの開発」をテーマとします。近年、交通機能の低下や商店街の衰退などを背景に、生活用品の購入や飲食、通院などの社会サービスの需給に問題を抱える人が、高齢者等を中心に増加しています。このような社会的課題を受けて名取大会では、“人と人”あるいは“モノとモノ”を繋ぎ、あらゆる年齢の全ての人が健康的な生活を送る事を目指す“革新的なアイデア”を募集します。

プレデザコン部門【形而上】
プレデザコン部門では、高専の本科 3 年生までを対象とし、空間デザイン、創造デザイン、AM デザインの 3 つのフィールドを展開します。
空間デザインフィールドでは「現存する」あるいは「過去に実在した」時空の描写、創造デザインフィールドでは次回大会で使用するエコバッグのデザイン、AM デザインフィールドでは 3D プリンタで造形したシェルターの落下試験をテーマとします。専門を学んだ経験の浅いなかで、固定概念にとらわれない自由な発想によるデザインを求めます。

主催

一般社団法人全国高等専門学校連合会

主管校

主管校: 仙台高等専門学校名取キャンパス

共催

名取市

お問い合わせ

仙台高等専門学校 名取キャンパス 学生課 学生支援係
TEL:022-381-0266 FAX:022-381-0267 Email:dc20-office@sendai-nct.ac.jp

大会公式 official book

【今年も出します!!】 デザコン2020in名取 official book 

その1

その2

編:一般社団法人全国高等専門学校連合会
発行:株式会社 建築資料研究社/日建学院

デザコン2019 TOKYO  official book 発売中!!

編:一般社団法人全国高等専門学校連合会
発行:株式会社 建築資料研究社/日建学院

デザコン2019 東京 official book


東京で開催された第16回「全国高専デザコン」、その全容を伝える公式記録集。空間デザイン/構造デザイン/創造デザイン/AM(Additive Manufacturing)デザイン/プレデザコンの全5部門を収録。各競技の審査過程を明らかにし、作品ごとに講評も掲載。応募作品全293点を網羅した完全版!

⇒ 目次はこちら

デザコン2018 北海道 official book


やわらかいアタマが、コトとモノをカタチにする。 釧路で開催された第15回「全国高専デザコン」、その全容を伝える公式記録集。 空間デザイン/構造デザイン/創造デザイン/AM(Additive Manufacturing)デザイン/プレデザコンの 全5部門を収録。 各競技の審査過程を明らかにし、作品ごとに講評も掲載。 応募作品全290点を網羅した完全版!

⇒ 目次はこちら

デザコン2017 岐阜 official book

14回目を数える「全国高専デザコン」、そのすべてを伝える公式記録集。 2017年12月に行われた清流の国ぎふ大会でのAMデザイン、構造デザイン、空間デザイン、創造デザイン、プレデザコンの5部門、全作品を網羅、延べ2日間にわたる競技の全容を伝える。

⇒ 目次はこちら

デザコン2016 in Kochi official book

13回目を数える「全国高専デザコン」、そのすべてを伝える公式記録集。 2016年12月に行われた高知大会でのAM(Additive Manufacturing)デザイン、構造デザイン、空間デザイン、創造デザイン、プレデザコンの5部門、全作品を網羅、延べ3日間にわたる競技の全容を伝える。

⇒ 目次はこちら

デザコン2015 in 紀の国わかやま+AMデザイン部門夏大会

高専スピリット、百花繚乱。 未来の技術は、彼らが拓く。 12回目を数える「全国高専デザコン」、そのすべてを伝える公式記録集。 2015年11月に行われた和歌山大会での空間デザイン・構造デザイン・創造デザイン・AM(Additive Manufacturing)デザインの5部門に加え、8月に仙台で開催の別競技(AMデザイン部門夏大会)も併せて収録。 全280作品を網羅、延べ3日間にわたる競技の全容を伝える。

⇒ 目次はこちら

デザコン2013 in 米子

ロボコンだけじゃない、高専のアタマとワザ! 第10回目を数える「全国高専デザコン」、初の公式記録集。全298作品を収録、空間・構造・環境・創造・3Dの5部門にわたる競技の全容を伝える。

⇒ 目次はこちら

関連記事一覧