【兵庫】SOMA 日本の森と素木の家具
SOMA 日本の森と素木の家具
竹中大工道具館では、岐阜県美濃加茂市にアトリエを構える木工家 川合優が率いるライフスタイルブランド「SOMA」の活動を紹介する展覧会を開催いたします。川合は、木工家として日々森や木と対峙する中で、日本古来の木の文化とその奥深さを体感すると同時に、国内の木材利用の状況などにも目を向けるようになりました。現在、日本では戦後間もない頃に将来を見越して植林されたはずの木々が有効に使われずに余り、その結果、山林を中心とした生態系が破壊されつつあります。その一方、日本は海外の森を伐採した安価な木材を大量に輸入しており、その数は年間木材消費量の7割にも及びます。川合は、そのような状況の解消や、森や木が傍にある日本古来の生活文化を現代に取り入れる方法を考え、2016年にSOMAを立ち上げました。一人の木工家が始めた活動は次第に多くの人々の共感を集め、家具の製造販売にとどまらず、ワークショップやフィールドワーク、森を活かすための活動など、様々なコラボレーションへと発展しています。本展は、多面的な活動を展開するSOMAの全体像を俯瞰できる初めての展覧会となります。森や木を楽しむ術や、豊かな自然を後世へと繋げていくヒントを見つけに、是非足をお運びください。
2019年2月9日(土)~3月17日(日)
9:30-16:30 (入館は16:00まで)
※休館:月曜日(祝日の場合は翌日)
竹中大工道具館 1Fホール
(兵庫県神戸市中央区熊内町7-5-1)
⇒アクセス
一般500円、大高生300円、中学生以下無料、65歳以上の方200円
(※常設展観覧料を含む)
約40点
● 日本の木を生かした作品のみならず、木目の見方や使い方、自然の面白さなど、多くの方に木や森の文化を発見、楽しんでいただける内容になっております。
●「SOMA」や川合の代表作および今回の展覧会のために制作した新作を通して「現代の木の楽しみ方」を紹介します。
● 本展は、多面的な活動を展開するSOMAの全体像を俯瞰できる初めての展覧会となります。
■ワークショップ「ヒノキとい草のスツールを作る」(全2回)
ヒノキの丸太を割ってアナログな道具だけでスツールを作り、い草の紐で座を編みます。
日時:2019年2月23日(土)・24日(日) 10:00-16:00
講師:川合優(木工家・SOMAディレクター)
場所:地下2F 木工室
参加費:20,000円(材料費・入館料込み)
定員:中学生以上7名(※必ず全2回参加できる方)
申込締切:2019年1月25日(金)必着
⇒詳しくはこちら
■「技と心」セミナー[91]「竹中大工道具館、周辺の森と庭ツアー」
竹中大工道具館の周辺と敷地内を歩きながら、生えている木のことや、森林や日本庭園の話をします。そこにはどんな木が生え、どのような人の営みや思いが宿っているのでしょうか。「SOMA日本の森と素木の家具」展から派生するツアーです。
日時:2019年3月2日(土)[1]10:00-12:30 [2]14:00-16:30
講師:三浦豊(森の案内人)、川合優(木工家・SOMAディレクター)
会場:竹中大工道具館 庭・布引の滝ハイキングコース
参加費:無料(別途入館料が必要)
定員:各回15名(事前申込制、応募者多数の場合は抽選)
申込締切:2019年2月1日(金)必着
⇒詳しくはこちら
【関連イベント申込方法】
各イベントページの申込みフォーム、または往復ハガキでお申込みください。
■申込みフォームの場合
・「ヒノキとい草のスツールを作る」 ⇒お申し込みはこちら
・「竹中大工道具館、周辺の森と庭ツアー」 ⇒お申し込みはこちら
■往復ハガキの場合
ハガキ1枚につき1名様までお申し込みいただけます。
[往信用裏面]
①イベント名、希望日時 ②参加者氏名(フリガナ) ③郵便番号・住所 ④電話番号 ⑤年齢
[返信用表面]
宛先に申込者の郵便番号・住所・氏名をご記入ください。裏面は未記入のこと。
[申込み先]
〒651-0056 神戸市中央区熊内町7-5-1 竹中大工道具館イベント係
※参加可否の詳細は締切日以降10日程度でご連絡いたします。
竹中大工道具館、SOMA
公益財団法人 竹中大工道具館
(兵庫県神戸市中央区熊内町7-5-1)
TEL:078-242-0216 / FAX:078-241-4713
URL:http://dougukan.jp