【2/13-5/9 @兵庫《プレゼントあり》】Philippe Weisbecker Inside Japan

Philippe Weisbecker Inside Japan:Carpentry Tools, Architectures, Daily Items
フィリップ・ワイズベッカーが見た日本―大工道具、たてもの、日常品

概要

日常の風景の中にある何気ないものを、独特な感性で描くフィリップ・ワイズベッカー氏。今回は彼が日本滞在中にみつけて描いた作品を展示します。車留めや立ち入り禁止のために道路に置かれるバリア標識、トラックや建物、畳敷きの和室、ゴミ箱、日常の道具から大工道具に至るまで、さまざまなモチーフが揃いました。また、パリにあるアトリエを氏自ら案内する映像も用意し、制作のノートをはじめ、日本から持ち帰ったお気に入りの道具などもアトリエからお借りしています。ワイズベッカー氏の目線で描いた、日本のさまざまな姿をぜひご覧ください。

*上記画像:二つの鋸 | 2020 ©宮本敏明

会期

2021年2月13日(土)~5月9日(日)

※休館:月曜日(祝日の場合は翌日)

開館時間

【午前の部】 9:30-12:00(入館は11:30まで)
【午後の部】13:00-16:00(入館は15:30まで)

※現在、開館時間を変更しております。最新情報は公式HPをご確認ください。

会場

竹中大工道具館 1Fホール
(兵庫県神戸市中央区熊内町7-5-1) ⇒アクセス

入館料

一般500円、大高生300円、中学生以下無料、65歳以上の方200円

※常設展観覧料を含む

展示品

■ 展示総数
約140点

■ 作品数
約87点(新作:約60点、近作:27点)
制作ノート他9点(ノート5点、モンタージュ他4点)
制作道具・コレクションなど41点

見どころ

① 大工道具
大工道具はワイズベッカー氏が大事にしているモチーフの一つ。今回は今までのフォーマットや表現方法から離れ、新しい表現に挑戦し、大きなドローイングを通して大工道具や杢目を意欲的に描き出しています。

鑿 | 2020 ©宮本敏明

② たてもの
日本国内の旅行や仕事で訪れたところで見つけたお気に入りの建物を描いています。建物全体を俯瞰した特有のパースで、木造建築から近代のレンガやコンクリートの建物まで様々な建物がモチーフになっています。

上京区 | 2020 ©宮本敏明

③ 日常品
普段の生活でほとんど意識してない、道にあるガードや標識、缶を捨てるごみ箱、トラック、日常を彩る急須や花瓶など、日本の暮らしの中にあるものたちを描きました。

犀川大通り 午後5時 | 2020 ©宮本敏明

④ アトリエ
普段制作に使っている道具をはじめ、日本で見つけたお気に入りを集めたスクラップノート、家具のデザインノート、パリのアトリエの様子がわかる動画など、作品だけではなく制作の舞台裏もご紹介しています。

アトリエ ©宮本敏明

関連イベント

ワイズベッカーサイン会
憧れのアーティスト、ワイズベッカーさんに直接会えて、サインがもらえるまたとないチャンス!この機会にぜひご参加ください。
【日時】2021年4月10日(土) ①14:00~、②14:30~、③15:00~
【場所】竹中大工道具館 1F特設会場
【参加費】無料(別途本展図録代と入館料が必要)
【定員】各回とも10名(事前申込制、応募者多数の場合は抽選)
【申込締切】2021年3月19日(金)必着
【申込方法】公式サイトの申込みフォーム、または往復ハガキでお申込みください。

⇒ 詳しくはこちら

※新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、中止または変更になることがあります。最新の情報は公式サイトにてご確認ください。
 
 
<デッサンワークショップ>ワイズベッカーと一緒にマイスツールをデザインしてみよう
アトリエの家具を自らデザインし、作るワイズベッカーさん。氏がデザインした椅子についてこだわりや作り方などを説明していただいた後、各自、自分の椅子をデザインしてみます。その後、ワイズベッカーさんにコメントをいただきます。
【日時】2021年4月11日(日) ①10:00-12:00、②14:00-16:00
【場所】竹中大工道具館 B2F木工室
【参加費】5,000円(別途入館料が必要)
【定員】各回とも大人8名(事前申込制、応募者多数の場合は抽選)
【申込締切】2021年3月20日(土)必着
【申込方法】公式サイトの申込みフォーム、または往復ハガキでお申込みください。

⇒ 詳しくはこちら

※新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、中止または変更になることがあります。最新の情報は公式サイトにてご確認ください。

関連動画

トークショー「フィリップ・ワイズベッカーの作品世界」(約50分)
フランス・パリにいるフィリップ・ワイズベッカー氏と東京のギャラリー エー クワッドの展示会場をインターネットで繋ぎ、ワイズベッカー氏ご本人の本展覧会への思い、作品のテーマ選び、作品づくりの過程、使われた素材など、普段なかなか聞けない作品の舞台裏についてお話を伺いました。

 
アトリエ映像「ワイズベッカーのアトリエ」(約13分)
フランス・パリのアトリエから制作に使う「紙」「鉛筆」「テープ」「定規」と大工道具や様々なコレクションについてワイズベッカー氏ご本人が解説しています。
プロフィール


フィリップ・ワイズベッカー ©宮本敏明

Philippe Weisbecker
フィリップ・ワイズベッカー

1942年生まれ。1966年フランス国立高等装飾美術学校(パリ)卒業。1968年ニューヨーク市に移住し、活動を始める。アメリカの広告やエディトリアルのイラストレーション制作を数多く手がけた後、2006年フランスに帰国。アートワークを本格的に制作開始し、欧米や日本で発表を続けている。2002年にはアンスティチュ・フランセ日本が運営するアーティスト・イン・レジデンス、ヴィラ九条山に滞在。日本での仕事も多く、JAGDA、NYADC、東京ADC など国内外で受賞。2020年東京オリンピック公式ポスターも手がけている。作品集に『Philippe Weisbecker Worksin Progress』( パイ・インターナショナル刊)、『HAND TOOLS』(888 ブックス刊)などがある。

主催

竹中大工道具館

後援

在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本

協力

ヴィラ九条山

お問合せ

公益財団法人 竹中大工道具館
(兵庫県神戸市中央区熊内町7-5-1)
TEL:078-242-0216 / FAX:078-241-4713
URL:http://dougukan.jp

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