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【11月3日から@愛知】和製マジョリカタイル―憧れの連鎖

和製マジョリカタイル―憧れの連鎖

概要

大正初めから昭和10年代に日本で生産された「和製マジョリカタイル」が、INAXライブミュージアムで展示される。

和製マジョリカタイルは、1800年代半ばにイギリスで売り出された「ヴィクトリアンタイル」を模倣してつくられた多彩色タイル。当時イギリスを代表するタイルメーカーが、イタリアやスペインのマヨリカ焼の流れをくむ多彩色表現という意味で「マジョリカタイル」と呼んだ。明治維新後、欧米人の住む住居に使われていたヴィクトリアンタイルを見た日本の設計者たちは、その意匠の美しさや耐火性・耐水性などの機能に注目し、日本での生産を望んだ。その後、タイルの製法を研究した内装タイルのパイオニアメーカーたちは、明治41年頃には乾式プレス成形法を確立。イギリスと同様に日本でも「マジョリカタイル」と呼ばれ、広まっていった。昭和にはいってからは、東南アジア、インド、中南米、アフリカなどにまで輸出し、戦前頃までが和製マジョリカタイルの最盛期となった。最新の研究では、輸出先のニーズに合わせたタイルが作られていたことも明らかとなっている。また、近年では台湾で和製マジョリカタイルの歴史的価値が見直され、あらためて注目を浴びている。

本展では、イギリス製のタイルへの憧れから生まれた「和製マジョリカタイル」が、徐々に世界中の地域に広がり建築を彩っていく様子が紹介される。また、タイルの復元品によって構成された空間も実際に体験することができる。


あわせて読みたい:雑誌コンフォルト165号で世界に咲いたマジョリカタイルの花-日本のタイル工業の曙-が掲載されています。
CONFORT 2018年12月号「土から始まる 左官とタイル」
日時

2018年11月3日(土)〜2019年4月9日(火)
10:00-17:00(入館は16:30まで)
休館日 毎週水曜日(祝日の場合は開館)

会場

INAXライブミュージアム「土・どろんこ館」企画展示室
(愛知県常滑市奥栄町1-130)

料金

共通入館料にて観覧可(一般:600円、高・大学生:400円、小・中学生:200円)

みどころ・展示品・関連書籍
◆展覧会のみどころ
展覧会場内に「マジョリカタイルの回廊」が出現します。

和製マジョリカタイルが製造されていた時代は大正から昭和初期頃までですが、その時代のタイルのデザインをモチーフとして「懐かしくも新しい」タイルの空間を再現いたします。

当時のカタログ等の資料を交えながら、日本のメーカーのマジョリカタイルをめぐる工業史も解説します。中でも「海外へ渡った日本のマジョリカタイル」についての紹介は必見です。

◆主な展示品(予定)
・「ヴィクトリアンタイル」約10点
・和製マジョリカタイル 約80点
・和製マジョリカタイルが使われた国内外の建築事例写真
・和製マジョリカタイル復元品による空間デザインの提案

◆関連書籍 「和製マジョリカタイル―憧れの連鎖」

2018年12月販売予定
天地:257mm×左右182mm/オールカラー本文64ページ程度
無線綴じ
定価:1,500円(税別) 発行:LIXIL出版
編集制作:建築資料研究社+アイシオール

主催

INAXライブミュージアム企画委員会

協力

株式会社Danto Tile、台湾花磚博物館、コンフォルト(建築資料研究社)

展示デザイン

GENETO

ポスター



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