【結果発表】『エコバッグ・デザインコンペ2024』 |主催:株式会社 建築資料研究社/日建学院
『New Ecobag Design Competition』審査結果
はじめに
この度は、株式会社 建築資料研究社/日建学院主催「エコバッグ・デザインコンペ2024」に数多くの素敵な作品をご応募いただきまして、ありがとうございました!
厳正なる審査の結果、全国から集まった応募作品の中からグランプリ(1作品)・審査員賞(3作品)・デザインいいね賞(30作品)上記の入賞作品が決定いたしましたので、ここに発表します!
受賞者一覧
「学びを楽しむ」高松 圭吾 様(早稲田大学)
デザインコンセプト:
日建学院は多くの人にとっての学びの場であることから、「学び」をテーマにデザインを考えた。学ぶことにはつらい面ももちろんあるが、新しいことを知れる喜びや楽しさがある。このエコバッグを見た人に、「学ぶ」ということはとても楽しいものだと思ってほしいという願いを込めてデザインした。
審査員講評:
日建学院のテーマカラーである〝赤〟を基調にそのデザイン性はもちろん、日建学院を効果的に宣伝できるよう「日建学院」の文字がバッグにもポケット部分にも取り入れられている点に審査員一同、強く惹きつけられました。また、デザインコンセプトとして掲げていただいている「学びを楽しむ」というメッセージは、日建学院に通学して資格を取得していただく過程に必ずあってほしいと感じています。デザイン性、コンセプトともに非常に優れた作品であると判断し、グランプリに選定させていただきました。
「Bridge」川上皓之 様(大阪公立大学大学院)
デザインコンセプト:
バッグと環境、生徒と講師あるいは社会と資格といった多種多様なもののつながりをバッグで表現できるように、日建学院で取得できる資格をロゴで表現し、宣伝効果とデザイン性を両立をしました。また、イラストは親しみを持ちやすいように、シンプルなラインだけで仕上げました。
ロゴは3つのテーマをもとに作成しました。①日建学院のアルパ課長と共に歩む生徒を表現、②アルパ課長の足跡で、資格取得までの軌跡を表現、③日建学院で取得できる資格を4つに分類し、ロゴ化しました。
審査員講評:
資格の学校と聞くと、カッチリした固いものをイメージしてしまう人が多いと思いますが、イラスト調のデザインにすることで親しみやすく、エコバッグとしても普段使いしやすいものになっていると思います。また、その柔らかい雰囲気を残しつつ、何が得られるのかを示す宣伝効果を担えるデザインであることも良かったです。
「建築家の「巣立ち」の場:日建学院 」渡邉純平 様(日本大学大学院)
デザインコンセプト:
日建学院は建築家にとって「巣立ち」の場である。学生・社会人など幅広い年齢の人々が同じ場に集い、知識を深め、飛び立つ準備を進める。そんな日建学院を「巣」として大きな1本の木に見立て、四季の移ろいを感じる枝葉のあいだには、創造力と活気の溢れる建築家の「雛」を描いた。日建学院から巣立ち、社会で大きく羽ばたく人々を応援するエコバックになることを期待します。
審査員講評:
エコバッグで日建学院のイメージを伝えるにはまず目を引くデザインにすることが必要になると思います。このデザインは細かい部分まで気になり見ていて楽しいものになっています。はじめは日建学院のものか気づかれない可能性がありますが、エコバッグをみた最初の情報が「日建学院のもの!」となるのではなく、「楽しく学べそうな場所だなぁ、これ日建学院のものなんだ」という順番になることも悪いことではないと思います。
「つながるPIECE 」國分美玲 様(国際情報工科自動車大学校)
デザインコンセプト:
建築学生が学びを通じて成長していく過程を未完成のパズルで表現しています。パズルはまだ完成していない状態で、そこに手が伸びています。この手は、日建学院が学びを支え、目標達成を助ける存在であることを表しています。シンプルで普段使いできるデザインを目指しました。
審査員講評:
知識やスキルの蓄積をパズルに見立てて、日建学院で作り上げていくというイメージが伝わりやすく、面白いものであると思いました。ワンポイントとして赤いピースがあり、デザイン的にも「普段使いしやすく、日建学院が思い描くイメージを伝える」という要素をよく満たしていると思います。
■「日常」井上怜奈 様(HAL名古屋)
⇒黒猫×窓辺 窓枠に落ちる影に浮かび上がる文字は…?
■「RPG「恐竜にも負けない街」」越川真衣 様(文化学園大学)
⇒〝恐竜にも負けない!?〟意外性のある斬新なデザイン!
■「男性も女性も日常的に使いやすいデザイン」岩田七海 様(HAL名古屋)
⇒自然と建築の関係性をビジュアル化!さわやかな色味とグラデーションも魅力的◎
■「Nikken Gakuin」吉冨美代 様(福岡大学)
⇒3つのモチーフからなるデザインに注目!ワンポイントのおしゃれさがポイント◎
■未来を紡ぐ鞄 ~教科書が横に重なり合って街へ成る~」吉野恵美子 様(仙台市立仙台工業高等学校)
⇒一見ビルのように見えるデザイン、実は日建学院の○○で表現!
■「私の相棒!製図道具一覧バッグ」古澤芽依 様(中部大学)
⇒道具を知る=建築を知る 建築学生のマストアイテムをデザインに!
■「日建学院で未来の自分を設計!」古澤心 様(文化学園大学)
⇒〝日建学院の設計図〟示す方角はDREAM…!
■「造成」荒川華凜 様(日本電子専門学校)
⇒集中力を高める青を取り入れたスタイリッシュなデザイン!
■「心奏でる」坂下夏葵 様(静岡デザイン専門学校)
⇒ビル群をビートに見立てたポップなデザイン!
■「気持ちと熱意を大胆に」阪本康介 様(京都精華大学)
⇒〝建築こそわが人生〟味のある書体が魅力的◎
■「日建学院まるっと概念図」山村泰斗 様(大阪公立大学大学院)
⇒日建学院の講座が分かりやすく図式化!まさに〝講座早見版〟
■「世界の架け橋」小野花音 様(松山聖陵高等学校)
⇒ベネチアの〝白い巨象〟がモチーフに!
■「役に立たない情報だがエコに役立つエコバック」千脇義己 様(拓殖大学)
⇒これが本来のエコバッグの在り方!着眼点が素敵なデザイン
■「見えない努力を支える資格学校」増田湧人 様(山口大学)
⇒多くの色を使わずに仕上げているからこその洗練されたデザイン!
■「っぽい」村上陽菜 様(北海道大学)
⇒建築〝っぽい〟デザインに思わずうなずいてしまう!
■「ここから、始めよう。」村田世菜 様(神戸芸術工科大学)
⇒建築学生おなじみの〝あの〟道具がデザインに…!
■「道のり」太田莉々花 様(静岡デザイン専門学校)
⇒カラーリングがさわやか!バッグ部分とポッケのデザインの親和性が◎
■「日々(にちにち)」竹中健悟 様(熊本大学大学院)
⇒デザイン画を少し遠くから見ると、また違ったものを発見できる!
■「夢を追い、街を創る」辻優季 様(芝浦工業大学)
⇒〝日建〟の中に隠されたある動物がモチーフに!
■「みあげる・ささえる」田中美帆 様(北海道大学)
⇒建物の見方が秀逸!思わず「なるほど」とうなずくデザイン
■「わたしのお共だち」藤原七海 様(兵庫県立大学)
⇒〝お供〟だちの表現が素敵な作品◎宣伝効果抜群!
■「カジュアルで普段づかいしやすい」富岡環 様(サレジオ工業高等専門学校)
⇒デザインのポイントは〝二点透視図法!?〟細部までこだわり抜かれたデザイン!
■「エコな設計者のバッグ」伏屋有彩 様(信州大学)
⇒無駄のない配色がおしゃれな作品!建築ならではの道具が散りばめられていて◎
■「しなやか建築」平本世怜亜 様(静岡デザイン専門学校)
⇒みんな大好きな可愛いあの動物が前面に!光の使い方も◎
■「建築学生のお供」法兼知杏 様(法政大学大学院)
⇒建築学生の日常の小さな悩みを解決するデザイン!
■「夢への1ページ」牧野茜 様(北海学園大学)
⇒「学びを積み重ねる」ことをブロックであるドット絵で表現!
■「私と日建とにっ犬」牧野弥來 様(松山聖陵高等学校)
⇒〝にっ犬!?〟犬種は大人気の○○!
■「自然と繋がる街づくり」木村日菜美 様(大同大学)
⇒幸運象徴の虹が取り入れられたデザインがポップで◎
■「成長を願うエコバック」髙木駿 様(拓殖大学)
⇒飛躍や向上の意味を持つあの動物がデザインに!
■「建築を学ぶすべての人のためのエコバッグ」前田淳輔 様(山口大学大学院)
⇒赤の反対色であるグリーンとの配色が相性抜群!
学生の皆様から数多くのご応募をいただいたことに、心より感謝申し上げます。
今回のエコバッグデザインコンペでは、建築学生の皆様に『日建学院イメージのエコバッグ』をテーマに日建学院を広くPRできるデザインかつ、実際に皆様が手に取った際に普段使いしやすいデザインを募集しました。デザイン条件では色味や形の縛りをなくすことで、学生の皆様の形にとらわれることのない自由な発想を募りました。そんな本コンペにて全国からいただいた数多くの作品は、どれも非常に凝ったデザインで、色味や形も皆様がイメージする“日建学院らしさ”を形にして表現してくださっていました。
デザインの構想を練る際に、皆様がそれぞれ日建学院について調べてくださっていることも、デザインコンセプトから読み取ることができ、審査員一同、これまで見出すことが出来なかった新たな“日建学院らしさ”を発見できたように思います。
本コンペにご参加いただいた皆様、ならびに審査員をつとめていただいた黒田 俊希様(大阪公立大学 デザイン人間工学研究室所属/「日建学院創立55周年記念 キャンペーンマーク・デザインコンペ」グランプリ)に心より感謝申し上げます。
株式会社 建築資料研究社/日建学院は、今後とも未来の建設業界を担うすべての方々を応援いたします。
エコバッグ・デザインコンペ2024 審査員一同
nikken-gs@to.ksknet.co.jp