【BOOKS】CONFORT 2019年12月号「インテリアには木を使いたい」

[CONFORT No.171]2019年12月号

概要

これまで重宝されてきたのは、節や割れ、黒ずみなどの欠点がなく、木目が端正で、質がそろう木材でした。その基本は引き継がれていますが、いま、注目が集まるのは、植物として育ってきた自然の風景が見えてくるようなひとつひとつに個性のある木材です。
なにより木が近くにある空間は、人をほっとさせます。多種多様な木材の物語を知り、内装材や家具など、暮らしの中で使う。そのことが、森にとっても人々にとっても、求められています。

 ⇒ 詳細はコチラ

本体1,800円+税 購入はこちらから

 

目次

【特集】インテリアには木を使いたい

木が活きるオフィス
ディジタルな創造の場に瑞々しさをもたらす木のオフィス
ビズリーチ(東京都渋谷区)
設計 佐野文彦/ Fumihiko Sano Studio

紀州材の赤身を精確に、目にやわらかな木の扱い
菱岡工業 ジョイ・コム新社屋(和歌山市)
設計 広谷純弘+石田有作/アーキヴィジョン広谷スタジオ

森を翻訳するひとたち
ものだけでなく、人々が木や森と関わる体験をつくる。
そこに可能性を感じています。
吉川和人
用途はあっても、なくても、いい。
空間に置かれたときの佇まいをいつも想像しています。
小山 剛

木を自在にデザインする
事例編

1 J of JINS 六本木ヒルズ店(東京都港区)
内装設計 原田真宏・原田麻魚/ MOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIO
2 多㐂川(福岡市)
内装設計 二俣公一/ケースリアル
3 クイーン芦ノ湖(神奈川県箱根)
内装設計 水戸岡鋭治/ドーンデザイン研究所
4 THE BOLY OSAKA(大阪市中央区)
内装設計 間宮吉彦/インフィクス
5 鮨 はなぶさや(東京都渋谷区)
内装設計 飯島彩子/レベルデザイン
6 都シティ 東京高輪 エントランス・ラウンジ(東京都港区)
内装設計 勝田隆夫/ LINE-INC.

床材編
1 この空間のためだけの床材をつくる
TIMBER CREW
2 フローリングは個性で選ぶ時代に
大建工業/朝日ウッドテック/東京工営/スカンジナビアン リビング/ アトムカンパニー/イクタ/ウッドワン

突板編
物語をつくる突板 
樹種や色のトレンドを探る
安多化粧合板/北三/ tabu(タブー)/泰斗

プロダクト編
1 木のシャッターとブラインド
ノーマジャパン/ナニックジャパン
2 木の風合いと透かす光を楽しむあかり
柿下木材工業所/ランピオナイオ/ブナコショールーム BLESS

ほんとうは、もっと使える国産広葉樹
国産広葉樹の現状
現場の人に聞いてみた
1 田鉄産業(秋田県仙北市)
2 尾山製材(富山県下新川郡)
3 飛騨の森でクマは踊る(岐阜県飛騨市)
4 スノービーチ【雪国のブナ】プロジェクト(新潟県)

日本流のグリーンウッドワーク活動
里山の木を伐って生活の道具に
久津輪 雅

徳永順男の椅子
天上の音楽に耳をそばだてて

家具会社が国産材でつくるようになってきた
北海道・東川町 TIME & STYLE 工場見学レポート “ 家具は木からつくられる”
1 1本の木が生まれて、家具になるまでの物語も一緒に提案する
TIME & STYLE Column 北海道大学雨龍研究林を歩く
2 道産材の比率を高め、森のそばで家具をつくる
カンディハウス
3 日本全国の木材関係者とつながり、共感する人々のために家具を製作
ワイス・ワイス
4 「売ってよし、買ってよし、世間よし」をあらゆる場面で実現する
カリモク家具

連載

この星の暮らしかた Vol.16
出発消灯!夜景電車で行こう
永遠の少年たちが支える岳南電車(静岡県富士市)
文 中野 純

実測野帳は語る たてものとの対話と旅 第26回
お風呂屋さんの記憶を描く 賑やかさが刻まれた社交場
文・絵・写真/渡邉義孝

☆学生におすすめ☆
先生と学生たちは、いまこんなことを考えている
第35回 ケンチク学ビバ
東北工業大学 ライフデザイン学部 安心安全生活デザイン学科
教授 兼 生業景デザイン研究所所長 大沼正寛
 
 
FOCUS 最新水まわり事情 充実のシャワールーム

CONFORT NEWS
EVENTS 椅子の神様 宮本茂紀の仕事/カルティエ、時の結晶
AWARD 第二回 IMAGAWA 施工例コンテスト
GOODS & SPACES HOSOO FLAGSHIP STOREオープン/アルフレックス ジャパンの大理石のテーブル/飛驒産業と隈研吾のKUMAHIDA ほか

REVIEWS AND REPORTS
New Cinema 映画「シュヴァルの理想宮」監督インタビュー
Modern Chair フィリップ・トーネットと島崎信のトークイベント
Books 『産業遺産巡礼《日本編》』
市原猛志 文・写真  評 南陀楼綾繁

バックナンバーと定期購読のご案内
読者プレゼント 奥付

 
 ⇒ 詳細はコチラ
 
本体1,800円+税 購入はこちらから

関連記事一覧