【6/28 @オンライン】講師:マティアス・ナブホルツ氏(バーゼルシュタット準州 環境エネルギー局長)『2037 年気候中立~バーゼル・シュタット準州の気候・エネルギー政策を聞く』 第11回スイスー日本サスティナビリテイ交流ウェビナー|共催:【SJS】スイス-日本サステナビリティ交流会 気候ネットワーク
2037 年気候中立~バーゼル・シュタット準州の気候・エネルギー政策を聞く
講師:マティアス・ナブホルツ氏(バーゼルシュタット準州 環境エネルギー局長)
今回のウェビナーの舞台であるバーゼル・シュタット準州は、スイス北部の人口20万人の経済や産業の盛んな都市圏。1970年代に原発不使用を決めて以来、欧州でも最も先進的なエネルギー政策を打ち出し続けてきました。ヨーロピアン・エナジー・アワード(EEA)ゴールド都市を5回受賞するなど、同州の省エネ・再エネ拡張に対する取り組みは欧州の中でも非常に評価の高いものとなります。
電力については、既に100%再生可能エネルギーによる供給が行われており、2022年には住民投票により2037年に気候中立を達成する事が決定されました。
「人口20万都市が、あと13年でどのように脱オイル・脱ガスを達成するのか?」。
同州の環境エネルギー局長であるマティアス・ナブホルツさんに、現状、戦略や課題について現場の声をお聞きします。
欧州のエネルギー事情の最新トピックとして、スイス第3の都市であるバーゼルシュタット準州の取り組みについてお話しします。
講演のポイント
■ バーゼル・シュタット州の脱原発と 100%再生可能な電力
■ ヨーロピアン・エナジー・アワード(EEA)ゴールド都市
■ 既に実行中の脱オイル政策とこれからの脱ガス
■ 気候中立のチャレンジ
皆様とZOOMでお会いできる事を楽しみにしておりますので、
どうぞご参加のほどよろしくお願い致します。
上記3画像とも ©Basel Tourismusより出典
2024年6月28日(金)18:00〜19:30
Zoomオンラインセミナー
マティアス・ナブホルツ氏 (バーゼル・シュタット準州 環境エネルギー局長)
滝川薫(SJSスイス−日本サステナビリティ交流会 代表)
写真提供:Amt für Umwelt und Energie Kanton Basel-Stadt
マティアス・ナブホルツ)
バーゼルシュタット準州 環境エネルギー局長
バーゼル生まれ。連邦工科大学チューリッヒ校で環境自然科学を修める。
スイスで様々な職を経験した後、2006~14年に南米でスイス連邦による開発援助に携わる。この時期に、主に開発途上国や新興国の40以上の都市で環境・エネルギーのコンサルタントを行う。
2014年からバーゼル・シュタット州の環境エネルギー局を率いる。
解説・逐次通訳:滝川薫
スイス在住の環境ジャーナリスト。1999年からスイスを拠点としてスイス・ドイツ・オーストリアをフィールドに環境、エネルギー転換、省エネ・エコ建築、有機農業、持続可能な地域発展をテーマとした執筆、専門視察セミナー、通訳などに携わる。本など著書も多数。
エネルギー×建築×エコ・ビオ企業×緑をテーマに、欧州の第一線で持続可能な社会づくりに取り組む人々の声を伝えるウェビナーを企画・実施。まだ日本ではあまり紹介されていない欧州の持続可能な社会づくりにおける具体的事例や中心人物にスポットを当て、日本で取り組む企業や個人に向けて実現可能なヒントやアイデアをもたらすことを目的としている。
URL:https://sjs-webinar.com
SJS スイス−日本サステナビリティ交流会 運営委員
・滝川 薫 Kaori Takigawa(スイス・シャフハウゼン州在住の著者、ジャーナリスト、ガーデンデザイナー)
・岡田 真樹子 Makiko Okada(マーケティングプランナー)
・長土居 正弘 Masahiro Nagadoi(エネルギーアドバイザー)
・寺尾 信子 Nobuko Terao(建築家)
・大久保 宜子 Yoshiko Okubo
気候ネットワークは、市民の視点から地球温暖化の防止に向けて、提案、発信、そして行動を行う
NGO/NPO。個々の行動だけでなく、産業、経済、エネルギー、暮らし、地域など、社会全体を持
続可能に変革するための専門的な政策提言や情報発信を行う。地球温暖化に関わる対策モデルの構
築や人材の育成・教育など、地域単位での取り組みも行っている。
URL:https://kikonet.org/
JIA環境会議
JIA関東甲信越支部/杉並地域会
Dotネクストプロジェクト
【SJS】スイス-日本サステナビリティ交流会
e-mail: info@sjs-webinar.com