【資格ガイド】インテリアコーディネーター [民間資格]
インテリアコーディネーター [民間資格]
快適な住空間を実現するプロフェッショナル
住む人にとって快適な住空間を生み出すために適切な提案・助言を行います。家具、ファブリック、照明器具などのデザイン的な要素から、住宅設備など機能面にわたる幅広い知識をもち、インテリア計画や商品選択などトータルにコーディネートします。暮らしの快適が意識される昨今では、設計段階から関わる機会もあり、より総合的な深く広い知識が求められることも。センスを活かせ、実生活にも役立つスキルとして人気があります。
資格取得のメリット
◎ 就職、転職、独立開業に有利
住宅業界はもちろん、インテリアや住空間のデザイン、関連商品販売ほか、幅広い分野で高い評価を確立している資格。フリーランスとして独立開業する道も開けます。
◎ 信頼度アップ
資格がなくてもインテリアコーディネーターは名乗れます。しかし、それだけに有資格者への信頼は厚く、お客様はもちろん、仕事で関わる建築関係者などからもプロと認められます。
◎ 知識でスキルアップ
関連業界では資格手当があったり、資格取得が昇格の条件になっていたりすることも。また、快適な住空間を生み出す能力は普段の生活にも活かされます。
試験概要
受験資格
一次試験
年齢・性別・学歴・職業・経験は問いません。(ただし、出題・解答は日本語のみ)
二次試験
過去3年以内に一次試験に合格していること。その他は問いません。
試験形式
一次試験
学科(160分)/ マークシートによる択一式
二次試験
プレゼンテーション・論文(180分)/ 記述式
試験内容
一次試験
(1)インテリアコーディネーターの誕生とその背景に関すること
(2)インテリアコーディネーターの仕事に関すること
(3)インテリアの歴史に関すること
(4)インテリアコーディネーションの計画に関すること
(5)インテリアエレメント・関連エレメントに関すること
(6)インテリアの構造・構法と仕上げに関すること
(7)環境と設備に関すること
(8)インテリアコーディネーションの表現に関すること
(9)インテリア関連の法規、規格、制度に関すること
二次試験
(1)プレゼンテーション
インテリアの基礎知識をもとに、住まいなどのインテリア空間に関する与えられた課題について、与条件を理解した上でインテリアの計画を行い、図面作成や着彩表現により必要な情報を伝達できる能力を有していること。
(2)論文
インテリアコーディネーターとして、住まいなど のインテリアに関する与えられた課題について、これを理解・判断し、的確な解答を文章で明瞭に表現できる能力を有していること。
※一次試験(学科)のみに合格した方は、次年度から3年間、受験申込時に一次試験の免除申請(合否判定通知に記載された一次試験免除通知番号を所定欄に記入)をすることで一次試験が免除され、二次試験のみ受験できます。ただし、3年間の免除期間が過ぎた場合は再度一次試験(学科)からの受験が必要となります。
実施概要
受験申請方法 |
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願書申込期間 | 令和2年7月20日(月)~8月27日(木)(二次試験の受験申請も同時) |
試験会場 | 北海道・岩手県・宮城県・群馬県・東京都・愛知県・石川県・大阪府・広島県・香川県・福岡県・沖縄県の全12地域 |
試験日 |
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合格発表 |
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受験料 |
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実施機関 | 公益社団法人 インテリア産業協会 |
※今年度は、新型コロナウイルス感染症感染拡大防止の観点から、受験地毎に定員を設けることがあります。申込開始後に定員に達した受験地については、受験申込期間中であっても該当地の受験申込を締め切らせていただきますので、予めご了承ください。
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試験データ
年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
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令和元年 | 7,561 | 1,896 | 25.1% |
平成30年 | 8,966 | 2,135 | 23.8% |
平成29年 | 8,569 | 1,931 | 22.5% |
平成28年 | 8,589 | 2,055 | 23.9% |
平成27年 | 9,154 | 2,063 | 22.5% |