【資格ガイド】2級建築士 [国家資格]

2級建築士 [国家資格]

建築物を世に生み出すためのエキスパート
建築士とは、設計から工事監理まで、建物の建築に関わるすべてを手掛ける専門家。2級建築士は「木造建築物の場合、延べ面積が1000㎡までのもの」など、建築士法により建物の規模と構造で業務の範囲が決められています。
ただし、建築全般に携わるという面では1級建築士と役割は同じ。建築士を名乗り業務に携わるためには、建築確認申請や建築物の調査・保全など広範な実務知識が必要となります。2級をスタートラインとして実務経験を重ね、1級やその他の建築関連資格の取得をめざすケースが一般的です。

資格取得のメリット

◎ 就職・転職・独立開業に有利
建物づくりに責任者として携われるのは建築士だけ。2級の資格でも一般住宅や小規模店舗の設計・監理など、建築士として十分仕事ができます。

◎ 昇進や高収入が望める
業界必須の資格だけに有資格者は優遇されます。スペシャリストとして高収入が望めるほか、資格手当などを用意している企業も多くみられます。

◎ ステップアップに役立つ
2級建築士の知識は他の資格取得の基礎となる内容も含みます。1級への準備としてはもちろん、土地家屋調査士等の試験では一部免除などの優遇措置も。

試験概要

受験資格

令和2年から建築士試験の受験要件が変わり、新しい建築士制度がスタートします。
建築士人材を継続的かつ安定的に確保するため、建築士試験の受験資格を改めること等により、建築士試験の受験機会が拡大されます。
具体的には、令和2年から実務経験は免許登録要件となり、原則として、試験の前後にかかわらず、免許登録の際までに積んでいればよいこととなりました。
さらに、改正建築士法の施行(令和2年3月1日)に併せ、実務経験の対象実務の拡大等の法改正の趣旨に応じた見直しが行われました。

新しい建築士制度の概要詳細はこちら

※2級建築士試験の受験資格に関する詳細は、公益財団法人 建築技術教育普及センターにて必ずご確認ください。
公益財団法人 建築技術教育普及センター

試験形式

学科
4科目(各25問)100問 / 5枝択一(マークシート方式)

※尚、平成30年又は令和元年試験の「学科の試験」に合格した者は、本人の申請により、令和2年試験の「学科の試験」が免除される制度があります。

設計製図
事前に公告された「設計課題」に対して、5時間の試験時間内に依頼主(出題者)の要求を設計条件から的確に読み取り、利用者の利便と周辺環境を考慮した建築物の計画と作図を行います。

試験内容

学科
◦ 建築計画(学科Ⅰ)25問
◦ 建築法規(学科Ⅱ)25問
◦ 建築構造(学科Ⅲ)25問
◦ 建築施工(学科Ⅳ)25問

設計製図
与えられた内容及び条件を充たす建築物を計画し、設計する知識及び技能について設計図書の作成を求められます。

※試験の内容については、中央建築士審査会の審議結果によっては、変更される場合があります。

実施概要
願書配布期間
郵送
令和2年3月16日(月)~4月3日(金)まで延長
願書受付期間
インターネット
令和2年4月13日(月)10:00 ~4月20日(月)16:00
郵送
令和2年3月25日(水)~ 4月13日(月)まで延長(消印有効)
受付場所
中止
試験日
学科
令和2年7月5日(日)
設計製図
令和2年9月13日(日)
課題発表
設計製図
令和2年6月10日(水)
合格発表
学科
令和2年8月25日(火)
設計製図
令和2年12月3日(木)
受験料 18,500円
実施機関 公益財団法人 建築技術教育普及センター

【試験のお問い合わせ先】
センター本部/TEL:03-6261-3310

※インターネットによる受付は、平成15年以降に受験申込をした方のうち、試験の申込に必要な個人情報の使用について、あらかじめ承諾している方に限り受付可能
※新型コロナウイルス感染症拡大防止等を考慮して、本年の「窓口における受付」は中止となりました。

試験データ
年度 別種 受験者数 合格者数 合格率
令和元年 学科 19,389 8,143 42.0%
製図 10,884 5,037 46.3%
平成30年 学科 19,557 7,366 37.7%
製図 10,920 5,997 54.9%
平成29年 学科 19,649 7,197 36.6%
製図 10,837 5,763 53.2%
平成28年 学科 20,057 8,488 42.3%
製図 11,159 5,920 53.1%
平成27年 学科 19,940 5,996 30.1%
製図 9,456 5,103 54.0%

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