【10/5@東京+オンライン】シンポジウム「都市の・そのさき」建築文化考20...
私たちは「大都市」という形式を発明し築いてきました。しかし、新しい感染症は「集まることができない日常」という矛盾を私たちにつきつけました。振り返れば、モダニティは都市の際限のない利益追及と開発によって成熟し、過度な技術の追求、医療の進歩と爆発的な人口の増加、都市人口集中と格差、異常気象や激甚災害などを引き起こしています。しかし今、「そのさき」の新常態における「身体感覚で住まう兆し」が見えてきました。それは、人が人のことだけを考えて環境を改変してきた反省として、「すべての存在」と共に住まうことの重要性に気づき始めているからではないでしょうか。今回は、都市の「そのさき」を示唆する「フォースプレイス」「エコロジカル」「データサイエンス」「オーセンティシティ」などをキーワードに、登壇者の俯瞰的な視点を通して、都市をリセットすることなく魅力ある都市空間を創造するためのリアルな展開を考えます。