【学生活動紹介】地域にひらく『利根運河シアターナイト』|利根運河シアターナイト
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学生団体情報
分類:作品制作・展示、地域活性化
学校:東京理科大学(野田キャンパス)
担当教員:岩岡竜夫
人数:70人
活動日:週一回
代表:江原健太
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twitter:https://twitter.com/theaternight23
facebook:https://onl.sc/aRkJfzT
4月 新入生歓迎会
6月 本祭に向けて製作開始
8月 地域説明会
10月 本祭
活動テーマ
「利根運河シアターナイト」とは東京理科大学の建築学生が中心となって運営している有志団体です。例年秋ごろに開催される本祭では運河を中心にインスタレーション・ワークショップ・映像放送・市民出展者様による飲食販売など各代のテーマに沿った特色ある空間を運河に創出することで、地域の方や関係者の記憶に残る場づくりを目指してきました。また、シアターナイトのシアターとは単に映画を表すのではなく、劇的な空間の創出を意味しています。2023年度は「ほどく」をテーマに、普段私たちが抱いている運河に対する常識を覆せるような作品を目指していきたいと考えています。
主な活動内容
利根運河シアターナイト(2012-)
2012年から毎年秋ごろに「利根運河を一夜限りの劇場に」をテーマに行う、光と水の祭典です。地域の商店や市民出展者様による物販、市民団体や学生団体のパフォーマンスなど、日常とは異なる利根運河を体験・記憶できるような市民参加型のイベントです。
活動1:利根運河シアターナイト(2022)
配置図
2022シアターナイトでは、「環境を芸術に変化」というテーマのもと、上流から下流へと時間によって変化する作品を運河を回遊しながら鑑賞してもらうことを目指しました。当日は眺望の丘から始まり運河水辺公園で幕を閉じるというテーマに沿った物語を描けたのではないかと思います。
活動2:インスタレーション「こだち」制作(2022)
群がる森は外部との境界線がはっきりしているが、森の中に入って木を観察してみると、外で感じたものとは対称的にいくら観察しても木々の間に内と外の区別ができない。そしてこの木々の見え方は見る人一人一人にそれぞれ別の見え方がある。
このようなものを簡易的に表現するために木立を作った。
構成している棒の一本一本が森を構成している木を表し、外部から見るとその境界線ははっきりと見えるが、いざ中に入って見てみると木の棒一本一本が外部との境界を曖昧にし内と外の区別がつかなくなる。
木立の中に入るもよし、外から中に入っている人を見るもよし、この木立は一人ひとりに全く異なる景色を創り出す。
活動3:新入生歓迎会“森の映画館”を開催
4/20に運河の近くの森を使って新入生歓迎会を無事に行うことが出来ました。当日は、3年生が中心となって制作した机と照明を上手く配置することで、何気ない森を豊かに使うシアターナイトらしい新入生歓迎会が行えたのではないかと思います。
今後のシアターナイトの活動に期待を抱かせるような盛り上がりを見せたのではないかと思います。
最後に
シアターナイトは建築を通じて理科大野田キャンパス周辺の地域全体を盛り上げていく学生団体です。地域の方と共に実寸大の作品を制作することで、私たち自身も建築についてより深く考える機会を得られていると考えてます。
ぜひ皆さんも一緒に活動してみませんか?
建築学生はもちろん、建築に興味がある方や、支援していただける方は、お気軽にお声がけください。
インスタ、twitterのDMへ連絡お願いします
instagram:https://www.instagram.com/theaternight_2023/
twitter:https://twitter.com/theaternight19
編:小峰悠