• 歴代日本一の中の日本一
  • 現在、さまざまな卒業設計関連イベントが林立しているが、その先駆けとなった老舗の卒業設計イベントの1つが、2019年春の大会で17回めを迎えた「せんだいデザインリーグ 卒業設計日本一決定戦」(以下、SDL)である。今回、SDLが長年蓄積してきたものを見直すことで、改めてSDLの果たしてきた役割や、歴史的価値を検証し、今後の卒業設計の行方を占おうという企画を立ててみた。その第1弾が「歴代日本一の中の日本一」である。SDLでは、これまでに17の日本一が誕生してきたということになるが、その中で真の一番と言える作品、つまり「日本一オブ日本一」は一体どれなのか? 誰もが気になるところではないだろうか(気になるよね? そうでもない?)。 もちろん、作品を一同に並べて審査することはできないし、それぞれの作品が計画された時代背景や選ばれた状況も違うため、一律に比較することは難しい。しかし、そこは、Luchtaのお気楽企画! みなさんの(勝手な)要望に何とか応えるため、乱暴ながら、長年にわたってSDLを見てきた7人に、それぞれが審査過程を見てきた中で「この作品こそが歴代の中で真の日本一」と思う作品を選んでもらった。選者はオフィシャルブック関係者、会場であるせんだいメディアテーク関係者など、審査に直接は関わらなかった、いわば外野陣である。建築的な優劣に限らず、それぞれの評価軸によって、特に印象に残った作品が選ばれている。 果たしてどの作品がどんな理由で選ばれているか、期待して読んでほしい。そして、各年の審査の様子や作品のさらに詳しい情報は、オフィシャルブックでご確認を!!